「電気暖炉」を知っていますか?見た目は本物の暖炉。電気で動く暖房器具です。実際に薪をくべるわけではないので、マンションでも、暖炉のある暮らしを楽しめます。 日刊Sumaiライターが使っているのは、Dimplex社の電気暖炉。炎のゆらぎも、薪が燃えている感じも、とにかくリアル!見ているだけで、疲れも忘れ、おだやかな気分に。しかも、暖かい!置くだけで、上質なホテルのようなインテリアになる電気暖房を使った、冬の過ごし方をレポート!
すべての画像を見る(全7枚)レストランバーで見かけて感激!家電量販店で即購入
筆者は、電気暖炉をとあるレストランバーにて知りました。はじめて見たときは、なぜ暖炉が、新しいビルの中のお店にあるのかびっくりしました。
座ったソファ席に置かれた電気暖炉の炎を眺めながら、食事やお酒を楽しんだ時間は、今でもよい思い出です。
その後、パートナーがたまたま家電量販店で電気暖炉を見つけ購入。マンション暮らしの筆者宅に、暖炉が置かれることに。このことで、おうち時間がグンと充実しました。
すぐ使える、すぐ暖まる、お手入れ不要の電気暖炉
筆者宅の電気暖炉はイギリスのメーカー・Dimplex社製です。Arkley アークリー AKL12Jというシリーズで、価格は3万5000~4万円ほど。最大1200Wのファンヒーター搭載。足元ヒーター機能で、寒い日でもすぐに足元からあたためることができます。
サイズは幅51×奥行き34×高さ60cm。 この商品以外にも、より小さいタイプや、水蒸気の出るタイプもあります。
使い方は電気コンセントを差し、扉を開けてスイッチを押すだけ。温風の強弱が選べ、温風なしで炎の照明器具として使うこともできます。
本物の暖炉は薪の用意、火の調整、そして使用後の掃除とメンテナンスが大変ですが、電気暖炉はそういった手入れが一切ない、まさにいいとこ取りのアイテムです。
インテリアに映える電気暖炉!サイドテーブル代わりにも
筆者宅のリビングはモノトーン調。電気暖炉が1台あるだけで、部屋の空間はいっそうシックな印象に。炎のあかりと揺らぎが、癒してくれます。
Dimplexの電気暖炉は、やさしい照明器具のような役目も果たします。インテリア性の高い家電だと思いました。
電気暖炉の上部は熱くなりません。小物を置くなどのサイドテーブルとして使えます。
炎のオブジェが内臓されているので、電源を入れると立体的な炎が映し出されます。薪が炭になっている感じや炎がとにかくリアル!
メインの暖房としてはパワー不足。音が気になるかも!
今回購入した電気暖炉は、6畳程度の部屋用。ですから、真冬はこれ1台だと快適な室温にはなりません。部屋の広さによっては、サブ暖房器具としての利用になると思います。
稼働時の音はTVや音楽をつけていればヒーター音は聞こえませんが、音のない空間だとそれなりに音が響きます。静音設計とされていますが、エアコンに慣れている方は音が気になるかもしれません。
筆者宅にとって電気暖炉は、なくてはならないものになりつつあります。暖房機器選びの参考になれば幸いです。