●Q:避妊に失敗してしまった…正しい対処法は?
すべての画像を見る(全3枚)現在、妊娠を望まれていない方は避妊をする必要があります。
避妊方法には、ピルやコンドームだけでなく、手術や医師の処方が必要なものなどさまざまな種類があります。
しかし、これらの方法で避妊していたにもかかわらず、避妊具の破損などによって「膣内に射精してしまった…」という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
避妊に失敗した際にまず選択されているのが「緊急避妊ピル(アフターピル)」です。
性交後72時間以内(3日以内)に服用することで、着床を妨ぐ効果があります。
値段は1回あたり1万円~1万5000円程度と高価なものとなります。あくまで緊急用の方法として知っておきましょう。
しかし、服用時にすでに着床していた場合には緊急避妊ピルの効果は期待できません。
72時間以内の服用が推奨されていますが、避妊に失敗してしまった場合には、できるだけ早めに病院に向かうことをおすすめします。
また、避妊に失敗した際に、「すぐシャワーで膣内を洗えば精子が女性器から出ていく」「精子は酸に弱いので、炭酸飲料で膣を洗えば精子が死んで妊娠しない」などという噂がありますが、どちらも間違いです。精子は射精後すぐに子宮に到達するため、性交後に膣を洗っても効果はありません。
生理・避妊・妊活などさまざまな場面でかかわってくるセックスの問題。
正しい知識を得て、ご自身でできることから対処していきましょう。