体力や時間の使い方が変わる50代。昔と同じようにいかないこともあれば、余裕ができて新しく始められることもあります。今回は、子どもが自立して夫婦ふたりになった、カウンセラーなど多方面で活躍する若松美穂さん(50代)が、暮らしのなかで「手放して・増やして・減らして」よかったことを紹介します。

写真:九谷焼
夫が大好きな、金沢の「九谷焼」
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1:使わない食器を手放し、夫婦お気に入りのキッチンに

写真:白皿

今までに食器棚は何度か見直していますが、さらに使っていない茶器や、日本酒のとっくり、おちょこを売りに出しました。

基準は壊れているかではなく「これから使うか」どうか。少し欠けていても気に入っているもの、頻繁に使うものは残します。一方、すてきな思い出があっても、使う場面が思い浮かばないなら手放すことにしました。

最近は夫が料理をする回数も増えたので、「この中であまり使わない食器はある?」と聞いてみました。すると、夫が選んだのはどれも私が以前よく使っていた食器。使いすぎて見あきたのか、単に気に入らなかったのか…思わず笑ってしまいました。

ですが、夫が今後もっと料理をしたいなら使いやすいものが並んでいた方がよいと考え、手放すことにしました。

なかには子どもたちの顔が浮かぶものもありますが、それは記憶の中や写真にあればよいこと。自分の使い勝手だけにこだわらず、使う人に合わせて変えていく。夫婦ふたりになったからこその見直し方だと思います。

2:あこがれの「緑のある暮らし」を始めた

観葉植物1

以前からあこがれていた、観葉植物のある暮らし。子育てや家事に追われていた頃は植物の世話までなかなか手がまわりませんでしたが、子どもたちが家を出て少し余裕ができた今、ようやく実現できました。

最近は寝室やお風呂、洗面所、玄関、リビング、子ども部屋などに観葉植物を少しずつ増やしています。

観葉植物2

意外だったのは、自分が落ち込んだり悩んだりしているとき、植物に目を向けると気持ちをきり替えやすいこと。「水や栄養剤はたりているかしら」「新しい葉っぱが出てきたわ」と気にかける存在があることが、気分転換と安らぎになっています。

写真:庭の木

庭の木々の剪定も、以前は業者に頼んでいましたが、今は私たちでするようになりました。家の中にも外にも緑が増え、心地よい暮らしに少しずつ近づいています。