書店員・森田めぐみさんが今推したい本
すべての画像を見る(全5枚)書店員として、読書好きとして、日々数多(あまた)の本に触れる森田さんが、ジャンル別におすすめ本をセレクト!
●『犯罪者』太田 愛/著 KADOKAWA/刊
ここ数年、私のなかの「ランキング(ミステリー部門)」上位にずっと鎮座する一冊。「絶対に映像化される」と予言したとおりドラマ化され、その完璧なキャスティングに興奮! 主人公の男性3人のだれを推すかで半日語れます。
映像と併せて楽しみたい話題のドラマの原作本です。
●『難儀な恋 田辺聖子傑作短編集』田辺聖子/著 筑摩書房/刊
大人のラブストーリーを集めた切ない短編集です。若い頃と違い、勢いだけでは動けない大人の恋愛。その切なさに共感する人は多いはず。
この本でときめいたら、ぜひ、『春情蛸の足』(講談社文庫)も。こちらは恋×食べ物がテーマ。田辺先生は料理を本当においしそうに描くのです。
●『何も起きない夜日記』月と文社/編集・刊
さまざまな職業の17人がなんでもない平日の夜に綴(つづ)る日記をまとめた一冊。
なにもないなりになにかはあるし、毎日なにかあったら大変だよなとも思ったり。17人のなかには自分と重なる人がいて「ひとりじゃない」と思わせてくれます。なんにもない、なんでもない1日が愛おしくなりますよ。
●『知らない間に嫌われる言葉、話すたびに好かれる言葉』つみきち/著 サンマーク出版/刊
言葉で傷つけないための言い換え集で、誤解なく伝わる言い方を、○×で解説。本書のような指南本は人気のテーマです。
このタイプの本を買った方が、レジで小銭を投げることがあり…「伸び代しかないね!」と心のなかでつぶやきます。



