ものが多すぎるうえに、なにを捨てればいいのかわからない…。そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。今回は、整理収納アドバイザー準1級の藤原華さんが、片付けられない人が最初にやるべきことを紹介します。もともとは汚部屋で暮らしていたという藤原さんですが、ものにルールを設けることで、片付けがスムーズにできるようになったそうです。詳しく教えてもらいました。

※ この記事は『まずは5個捨てるだけ! 今度こそ、部屋が片付く。』(あさ出版刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。

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片付けられない人が最初にやるべきこと
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まずはものを「全部出す」

まずは3時間だけ、片付けをやってみましょう。開始時刻は何時でもかまいません。

朝型の人なら午前9時スタートでもいいですし、夜型の人なら13時から始めてもOKです。自分の生活リズムに合ったスタート時間を選んでください。

まずは、どこか収納棚ひとつを片付けてみましょう。

最初にやることは「全部出す」こと。そう、なにもかも全部です! 棚の中身を、文字どおり全部出します。

なぜ全部出す必要があるのかというと、しまったままだと「ちゃんと収まっているし、捨てなくてもいいか」と思ってしまうからです。

ですが、収納棚の中がパンパンな状態というのは、「いらないもの」が場所を占領している証拠。結果として、本当に必要なものがしまえず、出しっぱなしになり、部屋が散らかっていきます。

●POINT

・まずは3時間だけと決めて集中する
・収納棚ひとつから始める。必ず中身を全部出してリセットしよう

棚ひとつだけ、すべて出してリセットする

正直、「全部出すのは面倒くさい」と思いますよね。その気持ち、とてもよくわかります。

でも、ここを省略すると、収納棚はずっとパンパンのまま。片付けをしているつもりでも、状況はなにも変わりません。

だからこそ、片付けを本気で進めるために、一度すべて出して、棚の中をリセットする必要があるのです。

ただし、注意点があります。

「全部出す」のは、まずは棚ひとつだけにしてください。

あちこちの収納に手を出すと収拾がつかなくなり、その日のうちに終わらなくなってしまいます。最初はあくまで1か所だけ。これが大事なポイントです。

また、可能であれば、床にレジャーシートを敷いてから作業を始めましょう。床が傷つくのを防げますし、敷いた以上「よし、やるか!」と気合いが入ります。

準備を整えたら、あとは思いきって、棚の中身を全部出す。これが、とても大切です。

出したものを「4つに分類」する

散らかった部屋

全部出し終わったら、次はものを「引き続き使う」「捨てる」「売る」「買い替える」の4つに分類していきます。

このとき、感覚で悩むのではなく、あらかじめ次の決めたルールに当てはめて判断します。

・使っていなくて、キレイな状態なら「売る」
・使っていなくて、ボロボロなら「捨てる」
・使っていて、キレイな状態なら「引き続き使う」
・使っているけれど、ボロボロなら「買い替える」

●POINT

・「使っているか」「状態はどうか」で分けると迷わない
・判断のルールを先に決めると、判断疲れせず片付けが進む

「この条件ならこうする」と先に決めることで判断がラクに

図

「引き続き使う」「捨てる」「売る」「買い替える」の4つに分類する方法は、整理収納アドバイザーの方に教えてもらったのですが、「この条件ならこうする」と先に決めておくことで、判断が一気にラクになります。

ものを見るたびに「どうしよう…」と悩む必要がなくなり、機械的に振り分けられるようになるのです。

片付けがつらくなるいちばんの原因は、判断のしすぎです。「捨てようかな」「やっぱり取っておこうかな」と迷う回数が増えるほど、脳は疲れていきます。

その結果、途中で投げ出してしまうのです。感情ではなくルールで分けることで判断疲れを防ぎましょう。

『まずは5個捨てるだけ! 今度こそ、部屋が片付く。』では今回紹介した以外にも、部屋の片付け方法や、収納の工夫など、部屋づくりのコツを多数掲載。ぜひチェックしてみてください。

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