住んで気づいた「メリット」と「デメリット」

ペーパーホルダーやディフューザーが置かれているトイレ
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トイレは、家族全員が毎日何度も使う場所です。だからこそ、その空間の印象が暮らし全体の気分を左右するのだと実感しました。

わが家はリビングや寝室をシンプルにまとめている分、トイレに入った瞬間の雰囲気のギャップが、ちょうどいいアクセントになっています。

柄や色に個性がある分、家具や小物も合わせやすくなったのも意外な発見でした。お気に入りのペーパーホルダーやディフューザーが映えて、見るたびにちょっとうれしい気持ちになります。

ただ、柄や色に特徴があることで季節や気分でインテリアの模様替えをしにくくなった面が、唯一のデメリットです。壁紙自体に主張があるおかげで、小物選びの自由度はむしろ狭まった、というのが正直なところ。

大胆すぎない色選びで失敗しないために

派手な柄や色の壁紙を選ぶときにいちばん気をつけたのが、「思っていたより派手になってしまった」という失敗を避けることでした。

小さなサンプルだけで判断すると、実際に壁一面にはったときの印象が変わってしまうことがあります。

そこで、気になった壁紙は大きめのサンプルを取り寄せ、実際にトイレの壁に当てて確認しました。あわせて、トイレの照明のそばに候補を並べてチェックしたのもポイントです。同じ壁紙でも、照明の色や当たり方によって見え方が大きく変わるので、実際の光の下で確認するようにしました。

メーカーから無料で壁紙サンプルを取り寄せられる場合もありますが、筆者の場合はメーカーの壁紙を実際に手に取って見られる店舗に足を運んだり、そこで大判の壁紙サンプルを頼んで後日発送してもらったりました。

時間と手間がかかったことはデメリットのひとつといえるかもしれませんが、はってから後悔するよりずっと安心です。

結果的に選んだのは、柄はあるけれど色数を抑えた、ほどよい主張がある壁紙。

面積が小さい空間だからこそ、多少華やかな柄や明るい色でもきつい印象は出にくく、「やりすぎた」と感じることなく仕上がりました。大胆にしすぎなかったことが、長く飽きずに楽しめている理由だと思っています。

家づくりの際、すべての壁紙に変化を出すのは難しいかもしれません。私は、トイレという小さな空間の壁紙をひとつ変えるだけで、暮らし全体の満足感がぐっと満たされました。

挑戦してみたいけれど失敗が怖いという方は、まずは面積の小さい場所から試すことをおすすめします。