大の漫画好きとしても知られるTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんが今イチオシの作品を紹介。ここでは、愛する街に出合う「お引っ越し」漫画、『それでも吉祥寺だけが住みたい街ですか?』について語ります。

THEA LFEE高見沢さん
THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんがイチオシ漫画を紹介!

愛する街に出合う「お引っ越し」漫画

それでも吉祥寺だけが住みたい街ですか?』マキヒロチ/著 講談社刊 全2巻

住みたい街No.1の吉祥寺で不動産仲介業を営む双子の都子(みやこ)と富子(とみこ)。吉祥寺に漠然とした憧れをもってやって来る客に、2人は吉祥寺から離れた「本当に住みたい街」を紹介していって…

それでも吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤンマガKCスペシャル) 

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今月の推しは「住みたい街ランキング」という一見軽やかなテーマを使いながら、人間の生き方のクセを鋭くえぐってくる作品でした。

登場する双子の不動産屋さんは、顧客の「吉祥寺に住みたい」という願望そのものをバッサリ否定して思いもよらぬ街を提示します。もちろん顧客の性格、生活習慣など加味して選ぶのですが、顧客は一瞬面くらいます。ただ、説明が的確なので次第に引き込まれてしまうのです。

もう一つの魅力は「街の再発見」で、中央線の有名な場所だけでなく、少し外れた街の特長や匂いが読むうちに愛しくなります。

結果、どの街にも「その人にとっての正解」があるんだ、というメッセージがじわっと効いてきて、軽い気持ちで読めるのに読み終わると「自分はどこで、どう生きたいんだろう」と考えさせられました。

現在ツアーで全国を回っていますが、ライブ先の街で暮らしたらどんな日常になるのかと、ふと…思ってしまいました。引っ越そうかな?