思い出のつまったものは、なかなか捨てる踏んぎりがつかないもの。今回は、ESSE読者の「子どもの思い出の品が捨てられない」というお悩みに、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんがアドバイスをくれました。

片づけのお悩みにこんまりさんが答えます!
片づけのお悩みにこんまりさんが答えます!
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片づけ力は筋肉と一緒。捨てづらい思い出の品より身近なものから片づけて

今月のお悩み:子どもの賞状など思い出の品があふれるわが家。どれも大切に思えてしまい、どこから手をつけていいかわかりません。

皆さん、こんにちは。“ESSE育ち”の近藤麻理恵です。というのもじつは私、5歳からESSEを愛読していまして。片づけに興味をもったのも、『ESSE』がきっかけなんです。そんな思い入れのある雑誌で、新連載が始まります。皆さんのおうちや心の中にある、モヤモヤしているモノやコト。この連載を通じて、それらを手放すお手伝いができればうれしいです。

さて、記念すべき第1回目のお悩みは…。なるほど、今回の相談者さんは思い出の品など、片づけの高難易度アイテムから取りかかろうとしているご様子。私が提唱する“こんまりメソッド”では、「残す」「手放す」の判断がしやすい「服→本→書籍→小物→思い出の品」の順に片づけることをおすすめしています。ですが、今回の相談者さんの状況は、運動未経験者がいきなりトライアスロンに挑むようなもの。片づけようと思っても、手も足も出なくて当然です。

相談者さん、まずは心の負担が少なくて手放しやすい「自分の服」から片づけを始めましょう。片づけはの判断力は筋肉と同じです。取りかかりやすい自分の服からカテゴリーごとに片づけを始めるうちに、自然と片づけ力、ときめきの判断力が鍛えられますよ。

選んで残した思い出の品は家の中でいちばんの特等席に
選んで残した思い出の品は、収納するスペースを決めて

判断が育ったら、いよいよ思い出の品へ。残す基準は「未来の自分を応援し、ときめかせてくれるかどうか」。収納スペースには限りがあるので、あらかじめしまう場所を決めておいてくださいね。

“ときめき”がわかるのは本人だけなので、家族のものは家族全員それぞれの判断を。「今日は靴下を片づけよう」と一緒に手を動かし、「こうやって片づけていけばきれいになるんだ」と実感してもらうことが大切です。

今はまだ片づけをツラいと感じていても、手順や判断基準さえわかればもう大丈夫。毎日が気持ちよく、ときめくものに変わっていくはずです。みんな一緒に、楽しく片づけをしていきましょう!