旅行に出かけると、重いキャリーケースを引いたり、階段を上り下りしたりと、体力面が気になる50代。6年ぶりに家族4人で旅行に出かけたという若松美穂さん(50代)は、疲れないようにするため、つめ込まないスケジュールを選んだのだとか。そんな若松さんに、旅をラクにする3つの工夫を聞きました。

家族で楽しむ旅
6年ぶりの家族国内旅。50代なりに楽しめる工夫を紹介します
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6年ぶりに家族4人で旅行。「疲れない」がテーマ

家族の写真

ひさびさに、夫や娘たちと2泊3日の弾丸旅行に出かけました。家族4人での旅は6年ぶりです。昨年は私の体調不良が続いたこともあり、「行けるときに行っておこう!」という気持ちが高まったのも理由のひとつです。

ただ、6年前の旅行とはずいぶんテンポが異なりました。以前はあれこれ予定をつめ込んで、「したいことはすべてする!」がモットーだったわが家。しかし今回はペースダウン。帰宅後は翌日から全員仕事だったこともあり、「疲れない旅」がテーマだったような気がします。

1:時間の余裕をたっぷりもつ

熊野古道

当日の朝、気持ちが盛り上がって早々に目が覚めたので、用意ができ次第すぐに出発しました。家族からは「それにしても早すぎる」と笑われたのですが、その選択は正解でした。連休中の混雑は予想をはるかに超えていたのです。たとえば、

・タクシーを待つ
・新幹線のチケットを発券する
・お弁当や飲み物を買う
・外まで続くトイレの列に並ぶ

などはいつもよりも時間がかかります。ちなみに、トイレを探して移動し、並んで、出るまでで約10分かかった場所も。50代にもなると省けませんし、回数も必要ですから。それゆえ、どこへ行ってもなにをしても「ゆとり」が功を奏しました。

●気持ちにも余裕が生まれ、穏やかな雰囲気に

混雑は慣れているつもりでしたが、大荷物やキャリーバッグを持っているうえ、年齢を重ねた自分の動きも以前ほどよくありません。

そんなときに時間の余白があると、気持ちにも余裕が生まれ、おだやかで楽しい雰囲気でいられました。「間に合うかしら?」「時間がない」と焦らない。早足で荷物を引いたり、階段をかけ上がる必要もない。それが、シンプルに疲れが増さない理由だと改めて実感しました。

2:インターネットをなるべく使わない

写真:三重ランタン

今回はパソコンを持たずに出かけました。海外旅行以外では初めてのことです。職種や人によっても状況は異なると思うのですが、あえて、見るもの・体験することに加え、家族との時間や会話を大切にすると決めました。

スマホも必要以上に触らず、普段会えないからこそ会話を楽しむことに。夜もみんなでテレビを見ながらワイワイ過ごしました。

おかげで芯からリラックスができましたし、表情や景色・音や色・起きたこと・感じたことが思い出に。日常生活と旅行の境界線をしっかり分けたことで、体も心もよい気分転換ができたと感じます。