なにを食べるか、なにを着るか、なにをするか。毎日、小さな選択を何度もするのは思いのほか疲れるもの。「とくに50代以降は、むやみにがんばるより、迷わない仕組みをつくるほうが、ずっとラクに動けます」と語るのは、65歳でひとり暮らしを始め、カナダに住みながらもたない暮らしの発信をしているブロガーの筆子さん。迷わないために心がけている5つのルールを紹介してくれました。
すべての画像を見る(全3枚)1:やらない行動を先に決める
やることリストではなく、やらないことリストをつくっています。私が「やらない」と心がけているのは、気を散らす行動やなんとなく続けている習慣です。たとえば、こまめなメールチェック、SNS、気乗りのしないお誘いへの参加など。
最近やめてよかったのは、iPhoneからのメールチェックと、知らない番号からの電話に出ることです。メールを管理する時間が減り、勧誘電話が激減しました。
やらないことを決めるのは、手を抜くということではありません。自分のエネルギーを「大切なことに集中させるため」だと思っています。
2:タスクは曜日で割り振って迷わない
毎朝、今日はなにをしよう? と考えるところから始めると、それだけでエネルギーを使います。そこで、私は曜日ごとにやることをあらかじめ割り振っています。
仕事面では、何曜日にどの原稿を書くかを決めています。土曜日は執筆以外の作業にあてる日で、急ぎでない限り原稿は書きません。遅れが出たときも、この日に調整します。
家事は、なるべくまとめてやるようにしています。大きな家事は週に1度だけで、洗濯は土曜日。日曜日は1週間分のランチをまとめてつくり、フロアやバスルームなど家全体の掃除もこの日に済ませます。
自分の暮らしのペースに合わせて、曜日ごとに「すること」を決めてみるといいと思います。
3:朝いちばんの行動を固定してエンジンをかける
1日の始まりが決まっていると、その後の流れもスムーズになります。私は朝のルーティンをほぼ固定しています。朝5時頃。アラームをかけなくても、自然と目が覚めます。
起きたらまず身支度をして、体操とスクワット、モーニングページ(頭に浮かんだことをノートに書くこと)を終えます。その後、韓国語の勉強を1時間ほどして、家事を片づけたら、8時から仕事を始めます。毎朝同じ流れで動くので、次になにをするかと考えなくても、体が自然と動きます。
早起きが苦手でも、起きてから最初にすることを2つか3つ決めておくだけでOK。1日の立ち上がりがスムーズになると思います。

