毎日使うものだから、石けんは家族の肌に優しいものを選びたい。そんな思いに寄り添ってくれるのが、50年以上、無添加(※)石けんをつくり続けてきた「シャボン玉石けん」。ESSE編集長・渡邊みどりが、優しい使い心地のヒミツや製品づくりへの思いを森田隼人社長にお聞きしました。

※ 香料・着色料・酸化防止剤・合成界面活性剤不使用

対談シーン
左/シャボン玉石けん社長・森田隼人さん。「品質には自信があります!」 右/ESSE編集長・渡邊みどり。「無添加石けんについて教えてください!」

家族みんなで使える人にも環境にも優しい石けん

シャボン玉石けん
“シャボンちゃん”の笑顔にほっこり。包装はリサイクル素材のフィルムを使用

渡邊みどり(以下、渡邊):シャボン玉石けんといえば、無添加石けん。“無添加”という言葉はよく聞きますが定義はあるのですか?

森田隼人さん(以下、森田):じつは明確な定義はないんです。たとえば、合成界面活性剤や香料などが入っている洗浄剤でも、メーカーが決めた特定の成分を使用していなければ、無添加とうたえてしまうんです。

渡邊:そうなんですね。製品を選ぶ際は成分表示をよく見る必要がありますね。その点、シャボン玉石けんの製品は成分が本当にシンプル。それでいて汚れがスッキリ落ち、洗い上がりは肌がしっとりします。どうしてなんでしょうか?

石けんの成分表示
看板商品「シャボン玉浴用」の成分は、石ケン素地のみ。これひとつで全身洗えるのも魅力

森田:意外かもしれませんが、石けんはもともと洗浄力が高いんです。シャボン玉石けんでは、大きな釜で油脂とアルカリを加熱・攪拌(かくはん)しながら約1週間かけて、石けんのもとになる「石けん素地」をつくります。職人の技と手間を要す、この釜炊きによる「ケン化法」でつくることで天然の保湿成分が石けんに残るのです。また、石けんは排水として海や川に流れると、石けんカスは微生物や魚のエサになり、短期間で水と二酸化炭素に生分解されます。さらにシャボン玉石けんは、分解されにくく刺激になりやすい化学的な成分は使っていません。人にも環境にも優しいんです。

石けんづくり
石けんは昔ながらの製法で、職人が約1週間かけて、丁寧につくっています

渡邊:真の意味で無添加にこだわってこられ、どんなご苦労がありましたか。

森田:当社はもともと合成洗剤が主力でしたが、先代の父が1974年に無添加石けんに切り替え、そこから17年も赤字が続きました。製品のよさが認知されなかったのです。そんななかでも使ってくださる方が徐々に増え、「肌荒れがきれいになった」などの感謝のお手紙をたくさんいただくようになって。そうした声を励みに、無添加石けんをつくり続けてきました。お子さまからご高齢の方までお使いいただけます。敏感肌や乾燥肌の方にもぜひ使ってほしいですね。

石けんを泡立てる
きめ細かい泡が手肌を優しく洗う。泡ぎれもよく、しっとりする洗い上がり

渡邊:製品づくりだけでなく、環境支援の活動もされていらっしゃいますね。

森田:はい。たとえば2015年から始まった「1% for Nature」プロジェクトでは、浴用石けんや粉せっけんスノールなど人気商品の売り上げの1%を、人と自然に優しい活動をしている団体へ寄付しています。「健康な体ときれいな水を守る。」という企業理念に沿った取り組みのひとつです。

渡邊:今後の展望を聞かせてください。

森田:消費者と無添加石けんの接点をより広げていきたいです。「Our SHABON(アワーシャボン)」というシリーズでは、肌ケアの基本「洗浄・保湿・紫外線対策」をカバーできるように、洗顔料に加えて化粧水と日やけ止めを展開し、好評いただいています。肌への優しさを追求し、今後もラインナップを増やしていけたらと考えています。

渡邊:肌を労わってケアすることが環境保全にもつながる、とても理想的ですよね。新製品も楽しみです!

対談シーン
「環境意識が高まり、使用感のよさも認知されて愛用者が増えています」(森田社長)。「肌がゆらぎやすいESSE世代にもぴったりです」(渡邊)

<シャボン玉石けん社長・森田隼人さん>

大学を卒業後、シャボン玉石けんに入社。工場での釜炊き作業や営業職を経て社長に就任。世界初となる環境に優しい「石けん系消火剤」の開発にも尽力した

<ESSE編集長・渡邊みどり>

女性向け生活情報誌に20年以上携わり、2019年に扶桑社入社、ESSE編集部に配属。料理、健康など、暮らし分野の特集を幅広く担当し、2024年4月から現職

シャボン玉石けんの商品ラインナップをチェック

●シャボン玉石けんの歴史

・1910年 「森田範次郎商店」創業

森田範次郎商店

現福岡県北九州市若松区でスタート。雑貨商から始まったが、炭鉱町の銭湯需要により、次第に石けん専業となる

・1961年

合成洗剤の製造・販売開始。電気洗濯機の普及に目をつけ、いち早く「合成洗剤」の製造・販売を開始。主力商品に

・1971年

国鉄(現JR)から無添加石けんの注文が舞い込み試作。無添加石けんが誕生。先代・森田光德氏が自宅で使用すると、長年悩んでいた湿疹がきれいに

・1974年 無添加石けんの製造・販売に切り替える

粉末洗濯洗剤「デラックス」

粉末洗濯洗剤「デラックス」(シャボン玉スノールの前身)を発売。無添加石けんの認知度が低く、ここから17年間赤字が続く

・1987年

「シャボン玉石けん株式会社」に社名変更。この年、「シャボン玉浴用」「シャボン玉スノール」発売

・1991年

『自然流「せっけん」読本』を出版。生活者の公害に対する意識の高まりもあり、石けんに注目が集まる。ようやく経営が黒字に

・2015年 1% for Natureプロジェクトスタート

ロゴ

・2025年 創業115周年

シャボン玉石けんの歩みをもっと詳しく!

シャボン玉石けんは次のステージへ!<Our SHABONシリーズ>

日やけ止め商品

・​シャボン玉UV 40g ¥1980

天然由来成分だけでつくった日やけ止めと化粧水。「シャボン玉UV」は紫外線を防ぎながら肌を乾燥から守り、海洋生態系にも配慮した処方に。

化粧水商品

・素肌化粧水 2mL×6本 ¥880

個包装を採用して防腐剤フリーを実現した「素肌化粧水」は、シンプルな成分で肌本来の力を引き出すサポートをしてくれます。

●ESSE公式YouTubeで今回の動画を公開中!

シャボン玉石けんが商品づくりに込めている想いや環境への取り組みについて、動画でご紹介しています。


家族みんなの肌をケアしながら、めぐりめぐって美しい海や川を守ることにも。そんな理想的なサイクルを形にする石けんの、優しい洗い心地をぜひ試してみてください。

問い合わせ先/シャボン玉石けん 0120・4800・95(月~金曜8:30~17:30 土・日曜、祝日休み)https://www.shabon.com/