「視界から消えたら遊ばなくなるのでは?」への答え

ぬいぐるみ
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この話をすると、「でもオモチャが視界から消えたら、遊ばなくなりません?」と心配する方もいます。

でも、ここはむしろ逆です。本当に大好きなオモチャが視界から消えたら、子どもは聞きます。「ママ、あれどこ?」って。

聞かれないまま忘れられるなら、それは「見えてたから触ってただけ」で、そこまで強い興味がなかった可能性が高い。もちろん、だからといって捨てろという話ではありません。ただ、常に1軍の場所に置く必要はないというだけです。

オモチャは、まんべんなく全部で遊んでもらう必要はありません。今その子が気に入っている1軍が並んでいて、それで機嫌よく遊べているなら、それがいちばん健全です。

1軍に飽きたら、2軍が「新鮮なお楽しみ」になる

オモチャ箱

この方法のもう1つのよさは、飽きたときの手が用意できること。

「つまんなーい」「やることない」となったときに、2軍を出すと、子どもにとっては久々に見るオモチャ。いわば、家の中でプチ再会が起こるんですよね。新鮮な気持ちで遊び始めることも多いです。

そのタイミングで、「2軍から気に入ったものを1軍へ」、「1軍のなかで最近触ってないものを2軍へ」と、入れ替えてもOK。こうして、普段すぐに触れるオモチャを厳選配置しておくだけで、散らかり方が変わります。

オモチャが散らかると、片付けるのは結局は自分。しかも毎日。場合によっては1日何回も。

だからこそ、「オモチャの全部を子ども部屋へ」ではなく、「1軍だけを子ども部屋へ」に変える。たったそれだけで、片付けの回数も、散らかる量も、家のイライラも減らせる可能性があります。

「子どもが片付けない…」と悩む前に、まずは散らかりにくい置き場所をつくってみる。それが、自分の毎日をラクにする近道です。