思わず心が震える「運命的な服」を買う
すべての画像を見る(全3枚)“ファッションのトリセツ”にのっとってお買い物をすれば、理論上では完璧な服を買うことができます。しかし、理論だけで選んだものは愛着が湧かず、結局すぐに手放すことになってしまうのです。
もちろん理論は大事ですが、長く手元に残しておきたい服やアイテムと出合うと、「私以外の人がこの服を買うなんて考えられない!」「買わなかったら、きっと一生後悔してしまう…」など、“心が震える”現象が起きます。
理論は、そんな運命的な出合いをするための手助けに過ぎないのです。
服を買うときの「マイルール」4つ
私が大満足な服に出合うために心がけていること、服を買うときの4つのマイルールについてお話しします。
●ルール1:ブランドのコンセプトに共感できるか
服を買う前に、必ずブランドの公式HPに書かれている「コンセプト」を確認しています。
たとえばグッチは「最上の伝統を最上の品質で、しかも過去のよいものを現代に反映させる商品づくり」、シャネルは「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」というコンセプトを掲げています。そのコンセプトに共感できるかを大切にしています。
●ルール2:体形をすっきり見せるデザインか
自分をきれいに見せてくれるシルエット、デザイン、色であるかも基準の1つ。それを見極めるためにも、たくさん試着することにしています。
試着した姿を写真に撮って客観視したり、ときには店員さんに「どう見えますか?」と意見を求めたりすることもあります。
●ルール3:毎日洗濯しても傷みにくい丈夫な生地か
洗濯表示は買う前に必ずチェックします。私は同じ服を連続で着ることが多いため、ドライクリーニングや手洗いが必要な服は避けることが多いです。ポリエステル100%の服は乾きやすいうえにシワになりにくいので、遠方への出張時にも重宝しています。
「毛玉ができにくい服は?」「家庭で洗濯できる服は?」など、店員さんに質問するのもおすすめです。
●ルール4:目指す生き方を表現できるコーディネートか
新卒から勤めていた百貨店を退職し、独立した不安から「強い意志で何事にも挑戦する」生き方を志すようになりました。服を選ぶときはそれを表現できる、「大人っぽさ」や「かっこよさ」が基準になっているなと感じます。
服装で自分を貫くようになってからは、自信が生まれ、おのずと気が合う人だけが集まってくるようになりました。
『自問自答ファッション 制服化スタイリストが教える自分らしく生きるヒント』(朝日新聞出版刊)では、今回ご紹介した服選びのコツや服を買うときのマイルールのほかに、理想のクローゼットのつくり方や、リアルなお悩み別の「ファッションとの向き合い方」についても解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

