「節約しているつもりなのに、なぜか食費が下がらない」そんな悩みの原因は、キッチンの中にあるかもしれません。キッチンは、家計のムダがもっとも表れやすい場所でもあります。そこで今回は、片づけのプロでファイナンシャルプランナーの下村志保美さんに、食費をムダにしないためのキッチンの「もののもち方」と「習慣」について教えてもらいました。節約につながる、今日から見直したいポイントを具体的に紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)キッチンは「家計のムダ」が可視化される場所
「節約しているつもりなのに、なぜか食費が下がらない」そんな悩みを抱える方のキッチンをのぞいてみると、ある共通点が見えてきます。
それは、ものが多すぎることではなく、「使いきれないもの」が残り続けていること。使われないまま眠っている食品や調理道具は、すでに支払ったお金を回収できていない状態です。
つまりキッチンは、家計のムダがいちばん目に見えて表れる場所。
では、食費をムダなく使うために、キッチンの「もののもち方」をどう見直せばいいのでしょうか。すぐに実践できるポイントを具体的に紹介します。
キッチンにあったら「手放すべきもの」10選
まずは、キッチンで見かけたら「手放してほしいもの」10選から。
●1:賞味期限・消費期限ぎれの食品・調味料
とくに開封後1年以上たったスパイス、乾物、冷凍食品は要注意。
●2:古い・におう・カビのあるスポンジ、たわし、ふきん
衛生面に不安があるものは、迷わず処分を。
●3:テイクアウトの使い捨てカトラリー類
箸・スプーン・ストローがそれぞれ10本以上あるなら、明らかにもちすぎです。
●4:フタが合わない、欠けている、変形した保存容器
「一応使える」は、結局使いません。
●5:1年以上使っていない小型調理家電
ホットサンドメーカー、ゆで卵器、みじん切り器などは代表例。
●6:粗品やいただきもので、使っていない食器やマグカップ
気に入っていないものは、今後も使いません。思いきって処分を。
●7:ゆがみやコーティングはがれのあるフライパン・鍋
調理の質だけでなく、健康面でも不安が残ります。
●8:使い心地が好みではない洗剤や消耗品
使いにくさは、毎日の小さなストレスに。
●9:欠けやヒビが入った食器
ケガの原因になるため、早めの見直しを心がけて。
●10:いただいたけれど、だれも手をつけないお土産食品
味見して判断し、食べないならば手放して。
「まだ使えるから」と残しているものほど、じつは使いきれずにキッチンのすみで眠り続けがち。
結果的に新しいものを買いたし、食費や日用品費がかさむ原因になります。

