新学年を前に、子どもにかかるストレスや心の変化にどう向き合えばいいのか、悩む家庭も多いのではないでしょうか。ESSEonlineでは、小学生以上の子どもをもつ読者199名にアンケートを実施し、リアルな体験談を集めました(2025年9月下旬、webで実施)。子どものトラブルや心の不調にどう向き合ってきたのか、当事者たちのリアルな声をご紹介します。

※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)
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進学後のギャップに戸惑う子どもたち

幼稚園、保育園の生活と比べて、小学校はいきなり自立を求められる“小さな社会”。進学後にすぐに訪れる環境の変化に、いちばん戸惑っているのは、子ども自身かもしれません。

「幼稚園は子どものやりたいことにある程度先生が寄り添ってくれていました。しかし小学校では、基本的に学校の規則に従うことになります。子ども自身もこれまでとのギャップになかなか慣れることができず、戸惑っていました」(あひるさん・40代前半・自営業)

「新しい環境への不安と緊張からか夜泣きが始まり、しばらくは朝も起きられず。また、宿題のたびにかんしゃくを起こすようになってしまいました。幼稚園まではこんなことはなかったので、ここになって親としてのがまんが試される日々でした」(ななしさん・40代前半・パート・アルバイト)

入学した途端、「子どもが、今までできていたはずのことができなくなった」という声は少なくありません。

環境の変化、乗り越えたきっかけは?

環境の変化に戸惑う子どもたち。しかし、小学校に溶け込むきっかけは、身近なところにあるのかもしれません。

「入学して最初の2か月くらいは、よく腹痛や体調不良を訴えていました。保健室通いが続いていましたが、あるとき、先生が『これをつけて毎日学校に来てね!』と、ヘアピンを渡してくれたんです。それからは体調不良を訴えることはなくなって、少しずつ学校に通えるようになりました」(はあちゃんさん・30代前半・事務職)

「入学当初、子どもが登校を泣いて嫌がり、登校拒否をしたことがありました。私も仕事を休めず、一度だけ子どもを連れて出勤。職場では同僚がかわいがってくれましたが、帰宅してから子どもから『今日は学校を休んでごめんね』とひと言。翌日からはきちんと登校するようになりました。子どもの要望をいったん聞き入れたことで、安心できたのかもしれません」(中島陽子さん・30代後半・自営業)