年末年始にがんばって片付けたのに、気づけばまた元どおり。そんな現状に落ち込んでいませんか。じつは、「片付けが続かない原因は性格や努力不足ではなく、家の“仕組み”にある」というのは、整理収納アドバイザーとして多くのご家庭を見てきた高岡麻里恵さん。高岡さんが思う、「リバウンドしない家に共通するポイント」を3つ紹介してもらいました。

片付けやすくリバウンドしにくい家の特徴をご紹介。ちょっとした「仕組み」を工夫して改善しました
片付けやすくリバウンドしにくい家の特徴をご紹介。ちょっとした「仕組み」を工夫して改善しました
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見た目より「ものの戻しやすさ」を優先する

ものの定位置が決まっていない家

見た目のきれいさを優先して、本当は別の場所で使うものを遠くに収納していませんか。それは家の散らかりにつながるきっかけのひとつ。リバウンドしない家の多くは、使う場所のすぐそばに定位置があります。

ものを取り出すのも戻すのもワンアクション。たとえば、薬やサプリメント類は水やぬるま湯で飲むことが多いですよね。わが家ではリビングでなく、キッチンの近くに置いています。このような行動を少し工夫するだけで、ものを「とりあえず置き」したり、出しっぱなしにしたりする回数がグッと減りました。

大切なのは、おしゃれな収納よりも“戻しやすい収納”。毎日の小さな動きをラクにする配置が、整った状態をキープする近道です。

完璧なリセットを目指さないほうが、片付けは続く

リビング

先ほど「ものの定位置」の話をしました。ですが、毎日家にあるものを定位置に戻さなきゃと考えるのは、あまり得策とはいえません。「片付け=苦しいもの」という思い込みをもたらすこともあるからです。

リバウンドしない家は、あえて完璧を目指さないルールが自然と決まっているように思います。たとえば、

・床にだけはものを置かない
・いったんリビングだけ整っていればOK

など、ゆるやかな基準をつくっているのです。すべてを整えようとしないからこそ、気持ちが折れずに片付けが続く。そして、結果的に部屋も散らかりにくくなると思います。

家族全員が「考えなくても戻せる」収納になっている

冷蔵庫

自分だけが収納場所を知っている状態は、家族も動きようがないので、どうしても散らかりやすくなってしまいます。

一方でリバウンドしない家では、だれでも迷わずにものを定位置に戻せる仕組みが整っている印象です。

・場所がわかりやすい
・収納スペースが家事動線に合っている
・ものを戻すのが簡単

このように家族が片付けに参加しやすい仕組みになると、ひとりだけでがんばる必要もなく、自然と整っていきました。

わが家では暮らしに合った仕組みに変えるだけで、家がもっとラクに整いました。まずはひとつ、「戻しやすいかな?」という視点で家の中を見直してみてはいかがでしょうか。