60代が考える「捨て活のメリット」3つ
すべての画像を見る(全5枚)私が考える捨て活のメリットは以下の3つです。
●1:自分がなにを大切にしているのか見えてくる
ひとり暮らしを始めるにあたり、「これからの人生、身軽にいこう!」と決めました。すでに60代に突入していたので、これからは、「もの」よりも「体験」にお金も時間も使いたい。そのためには、「安易にものを買わない・増やさない」ようにしています。
とくに、収納ケースを増やさないように気をつけています。空の収納ケースがあると、「とりあえず入れておこう」という意識が働いてしまい、結果的に行き場を失ったものが、たまっていくだけだと思います。
なので、自分が管理できるだけの量以上はもたないこと。増えたら、その分なにかを捨てることにしています。
●2:お金の節約にもなった
また、ものが減ることで家にあるものを把握できるので、うっかり同じものを買わなくてすむように。
私は、「ストック」をお金を眠らせ、保管コストもかかるムダづかいだと思っているので、本当に必要なものや量がわかることで、衝動買いや大量買いもしなくなり、いい作用でした。
捨て活をすることによって、お金とのつき合い方も整いました。
●3:ものだけでなく「思い込み」も手放せるように
ものを手放すとき、捨てることに罪悪感を覚える、ということもあるかもしれません。けれど、人には「今の自分」に合ったものがあるのではないかと思います。
私も、役目を終えたものに対して、「あの頃は必要だった」と思えるようになったとき、自然と感謝の気持ちがわいてきました。
不思議なことに、その感覚は人の選択や生き方にも対してもそうで、以前より、人に寛容になれるようになった気がします。さらには、「毎日洗濯しなければ」「ちゃんとやらなければ」といった“こうでなければ”という思い込みも手放せるように。
捨て活をすることで、暮らしだけでなく、心にも余白をつくることができたと実感しています。
私にとって、若い頃の捨て活は、前に進むための準備でした。けれど60代になった今は、「なにを始めるか」よりも「なにをもち続けるか」を選ぶ時間に変わってきたように感じています。
すでに十分にやってきたからこそ、これ以上増やさない。管理できる量だけを手元に置く。その方が、体も心もずっとラクにになりました。
もし最近、探し物の回数が増えた、支度に時間がかかると感じたら、それが捨て活の始めどきかもしれません。ぜひ試してみてください。


