大事なのは遊び心、そしてある程度の余暇と余裕
すべての画像を見る(全2枚)ウテさんは「休暇」が大事なのは昔も今も同じだけれど、休暇以前の「働き方」について、ドイツの若い人は妥協しないと感じていると言います。
「妥協しない」というのは「ちょっと大変だけど、残業をしてこの仕事をやってみよう」というような妥協をしないということ。自分の大事にしていること、たとえば家族やスポーツ、ほかの趣味…といった時間が取れなくなるような仕事はイヤと考える人が多いようです。
したがってドイツには、最初から「パート」(社会保険は正社員並みだけれど、働く時間を減らすというもの)で働きたいという駆け出しの医者がいます。この現象について安易に説教するのは簡単ですが、年齢を重ねた今、ウテさんが思うのは「今の若い人の感覚も間違っていないんだな」ということ。
人生にとって大事なのは、遊び心、そしてある程度の余暇と余裕です。そういったものを重視するからこそ「仕事を短時間に効率よく終わらせよう」と考えることができ、それが成果にもつながるのでしょう。
ドイツ人は、言葉は悪いですが、新入社員も社長も考えることはみんな同じ。それは「早く帰りたい!早く仕事を終わらせよう」です。このように、将来に役立ちそうな資格、没頭できる趣味、心地いいと感じる時間など、仕事以外で「やりがい」を見つけることも大切なのかもしれません。

