快眠にいい影響をもたらす栄養素

大豆製品
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食事では、快眠によい影響をもたらす栄養素を意識して摂取しましょう。数あるなかから、今回は3つの栄養素をピックアップしました。

●栄養素1:トリプトファン

トリプトファンは、幸せホルモンのセロトニンを経て、睡眠ホルモンのメラトニンに変化する、体内では合成ができない必須アミノ酸です。

先にもお伝えしましたが、メラトニンは睡眠と覚醒のリズムを整える上で重要な役割を果たします。日中にセロトニンが十分に分泌されることが快眠につながるため、原材料のトリプトファンの摂取を意識することは大切です。

トリプトファンは大豆製品、乳製品、卵、ナッツ類などに多く含まれ、とくに朝食で取り入れるとよいでしょう。

●栄養素2:タウリン

タウリンは神経の興奮を穏やかに抑え、自律神経のバランスを整える働きがあるとされ、入眠しやすい状態づくりに寄与します。魚介類、とくに貝類やイカ、タコなどに多く含まれます。寝る時間に近い、夕食時に取り入れるとよいでしょう。水溶性なので、お鍋の材料にして煮込むのもおすすめ。

また、深部体温を下げて自然な眠気を促すグリシンと一緒に摂取するとより効果が高まります。グリシンは魚の皮にも豊富なので、魚を皮ごと摂取するのもよいでしょう。

タウリンとグリシン双方の入ったサプリメントで取り入れてみるのもよいかもしれません。

●栄養素3:GABA

GABAは脳内の主要な抑制性神経伝達物質で、神経の過剰な興奮を鎮め、不安や緊張を和らげる作用があります。

ストレスや考えごとで脳が休まらない状態では、睡眠の質が低下しやすくなりがち。GABAを摂取することで、眠りの質の向上が望めます。

GABAを食品から取り入れる際には、トマト缶、メロン、ジャガイモ、カボチャ、キムチ、たくあんなどの野菜や発酵食品、発芽玄米、チョコレートなどを。自然食品だけでなく機能性表示食品から摂取可能で、就寝前のリラックスタイムに取り入れると、快眠環境づくりに役立ちます。

冬はしっかりと睡眠を取って、風邪などの感染症に強い身体づくりを心がけましょう。