仕事や家事、育児に追われて気づけば年末…大掃除がなかなかできずに落ち込んでいる方も多いと思います。「時間がないときこそ“片付ける”より先に“手放す”のが効果的」と話すのは、3児の母で整理収納アドバイザー1級の高岡麻里恵さん。忙しい人でも短時間で取り組める「年末にこれだけは手放したいもの」を厳選して教えてもらいました。
すべての画像を見る(全7枚)1:壊れているのに残しているもの
電池を入れても動かないオモチャ、欠けた食器、片方だけの靴下…。「いつか直すかも」「予備に取っておこう」と思っていても、実際に使うことはほとんどありませんでした。
迷ったときは「今、これを直してまで使いたいか?」と自分の心に聞いてみてください。答えがNOなら、そのものの役目はもう終わり。わが家では心おきなく手放しています。
2:賞味期限・使用期限がきれたもの
キッチンや洗面所は、期限ぎれのものが見つかりやすい場所です。とくに、
・使いきれなかった調味料
・古いサプリメント
・去年のまま残っているコスメ
期限ぎれのアイテムはすぐに捨てる判断ができて、短時間でも成果を感じやすい片付けポイント。忙しい年末こそまずチェックしたい場所です。
3:今年一度も使わなかった季節のアイテム
ブランケットやバッグ、シーズン雑貨など、「今年は結局使わなかったな」というものはありませんか? 1年間出番がなかったものは、来年も使わない可能性が高いです。
「来年も本当に使いたい?」そう問いかけてみて、イメージが湧かないなら手放しどきです。
4:なんとなく取ってある紙袋・あき箱
気づくと増えてしまう紙袋やあき箱。「いつか使うかも」と思って残しがちですが、実際に使う数は限られています。
おすすめは、紙袋は大中小のサイズごとに残す枚数を決めること。用途が決まっていない箱は思いきって手放すと、収納スペースに余裕も生まれます。




