年末年始はなにかとあわただしく、来客の準備や自分へのごほうび時間も、つい後回しになりがち。そんなとき頼りになるのが、成城石井の“あけるだけ”で完成するデリです。今回は、食のプロである成城スパ夫さんが、タイパ抜群で味も妥協しない「神おつまみ」を厳選。準備に追われず、ゆったりとした時間を楽しむためのヒントを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全9枚)いつもの食事を格上げする「国産パテ・ド・カンパーニュ」
パーティシーズンにおすすめな、いつもの食卓を格上げしてくれる自家製デリ。
フレンチなど、ちょっとおしゃれなお店に行かないとお目にかかれない、「パテ・ド・カンパーニュ」が、成城石井ではワンカットからゲットすることができるんです。
肉々しさと豚レバーの風味とコク、それらを絶妙にメークアップしてくれる、スパイスとハーブと微かな塩気が抜群に美味!
特徴的なのが、レバーの風味で、レバーの独特のクセを徹底的に抑えてあるのがポイント。パテ初心者の方にはピッタリな味で、食べ慣れている人にとってもこの肉々しさと絶妙な加減のスパイス感はきっとやみつきになるはず。
●ひと口サイズにすれば、シェアにぴったりなひと皿に
通常、パテ・ド・カンパーニュはワンカット=1人分が一般的ですが、味が濃厚なので、小ぶりなカットでも結構ボリュームあるんですよね。
年末年始、いろいろなものをちょっとずつ食べたいときにおすすめのアレンジが、サラダに盛っちゃうレシピ。こんな感じで、サラダにカットしたものをのせると、少量でも”パテカン”の満足感を得られますし、濃厚な味がサラダで中和されると、もうひと口いっちゃうほどに、なんだかんだで手が出ちゃうんです。
これだけ入って、このお値段で、この本格的な味は、間違いなくコスパよし。パテで失敗したくない方は、これ買っておけば間違いなしです。
素材の味を楽しめる、見つけたら即買いの「絶品生ハム」
成城石井には海外産の生ハムがたくさんありますが、おすすめはこの生ハム。その特徴は、品名にもあるとおり「豚と塩のみ」ということ。つまり添加物不使用でつくられたハモンセラーノ(スペイン産の代表的な生ハム)なんです。
発色剤や保存料を使用していないハモンセラーノは、高額になるのが一般的。だからこそ、今回の成城石井のこの生ハムは、かなり“買い”な逸品なんです!
そのまま食べると、スペイン産らしい香りのよさを感じます。イタリアのプロシュートが「ふわとろ」なら、スペインのハモンセラーノは「うま味の塊」のような、食べ応えとかみごたえを感じる味と食感に仕上がっています。
●お正月に試してみてほしい!「生ハム」和食アレンジ
今回はお正月用に和食アレンジをひとつご紹介します。それが「ハモンセラーノ」のみぞれ和え。適当なサイズに切ったハモンセラーノをおろした大根と和えて、仕上げにポン酢を少したらしたら完成する、簡単お手軽レシピです。
ハモンセラーノの塩気が大根おろしでさわやかに中和されつつうま味を助長させてくれて、ポン酢のうま酸っぱさが入ることで、箸が止まらなくなるひと品に仕上がります。
そのまま召し上がった次の日のアレンジレシピとして、ぜひお試しください。
とろける食感の薄切りタイプと肉厚で食べ応えのある通常タイプの2種類があるので、お好きな方をどうぞ!
「自家製デリ」は食卓の満足感アップ間違いなし
メイン料理を贅沢にサポートする、あったらうれしい自家製デリの傑作がこちら。
たっぷりの2種類のオリーブにフェタチーズ、セミドライトマトが入っています。ほろっと食感と多少の塩辛さとコクを感じるフェタチーズに、コク感が微妙に違う果肉感のあるオリーブと、うま味を携えた酸味のドライトマトで、食欲爆上がり間違いなし。
通常フェタチーズは、ヒツジやヤギのミルクからつくられるので、独特のクセがあるんですが、それを緩和させるために、ディルであらかじめマリネしたものを絡めてあるのがポイント。
フェタの酸味とほろっとした食感は味わえつつも、独特のクセは抑えながらもディルで風味よく仕上げているので、ヒツジ系チーズそこまで得意じゃないよって方もおいしくいただけると思います。
トマトとオリーブもたっぷり入っている分、野菜を食べている感もしっかりあってギルトフリーなのがポイント。
酸味づけに白ワインビネガーを使っているので、尖っていないフルーティーな酸味で、きっと箸が止まらなくなるはずです。もちろん、おつまみに留まらず、肉や魚料理のつけ合わせとしても大活躍しますよ。
適度な酸味なので前菜にもばっちり、ワインのおつまみにもよし、食中の箸休めにもよしとまさに三方よしの万能デリです。








