工夫4:収納スペースは“死角”を活用

リビングの棚
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掃除機や子どもの本、日用品のストックなど、“よく使うけれど見せたくないもの”ってありますよね。

そこで活用しているのが、リビングからの「死角になる場所」。わが家では、リビング横の趣味室の壁面に、階段扉の裏側を活かした可動棚を造作しました。

死角になる場所

LDKからは完全に見えず、部屋続きなので、使うときはさっと取れて便利。来客がよく通る場所から見えない位置に、こうした“生活感が出るものを隠す場所”をつくることで、快適さとスッキリ感を両立できました。

キッチン

「暮らしやすさを優先すると生活感が出る」「スッキリ見せたいけど、使いにくくなるのはイヤ」そんなジレンマを解消するには、“見せない仕組み”を考えることが、とてもオススメです。

来客が多い場所、つまり、玄関ドアやリビングから死角になる場所に“とりあえず隠せる場所”をあらかじめつくっておくと、来客時も余裕が生まれると思います。

来客は「緊急事態」。キレイに収納するのはあと回しにして、とにかく、なるべく短時間でキレイに見えるように隠せたらいいんじゃないか、と筆者は思っています。

クリスマスや帰省のシーズンは来客対応をされる人も多いと思います。大掃除のついでに“見せない仕組み”を家のなかで見つけてみてはいかがでしょうか?