親が「代わりに片付ける」のはNG
すべての画像を見る(全3枚)ある家庭では、前述の「大箱1個作戦」で大学1年生のお子さんが片付けを行っているそうです。高校生のときに“わが家のルール”として設定したそうですが、大学生になった今でも、このルールを続けているといいます。
年齢に応じてレベルアップしてもいいですが、苦手な場合は現状の片付け方法でOKです。
大人でも、整理整頓が苦手で散らかりがちという人は存在するもの。ましてや、片付けが苦手な子どもの場合は、言われなくても片付けるということはほぼない、と思った方が親はストレスがたまりません。
過度な期待は最初から手放しましょう。
子どもが苦手なことだから親が片付けるのではなく、子どもが実現できる片付けのルールを決め、親はそれを子どもが守れるように伝え続けることがポイントです。
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