実家や義実家の片付けは、40代、50代の人がこれから直面する大きな問題かもしれません。いったん手をつけ始めたら、なるべく効率よく進めたいもの。今回は、夫の実家を長年片付け続けているブロガーのやまだめがねさん(50代)に、あると便利だったものを教えていただきました。
すべての画像を見る(全4枚)実家の片付けに古タオルや古布が欠かせない
ブロガーのやまだめがねさんは、50代の夫婦ふたり暮らし。とにかくものが多い義実家の片付けに奔走しています。
「ずっとあけていなかった押入れや引き出し、未使用のまま置いてある食器や雑貨。中には夫の祖父母のものも…。長年手つかずのまま放置されていたので、どれもかなりのホコリがたまっていました」(めがねさん、以下同)
移動させたり、ものの選別をしたりする以前に、このホコリをどうにかしなければならなかった、と言います。
「ホコリは箱の上に綿のように積もっています。少し動かしただけで舞い上がり、目やのどがやられてしまいます。まずやるべきことは、固く絞った布でホコリをぬぐうこと。それに便利なのが、片付け中に出てきた古タオルや古布なのです」
少しふくだけで、あっという間に真っ黒に。
「新品のぞうきんを使うのはもったいない。でも捨てるつもりの古タオルなら気がラクです。ホコリをぬぐって最後のひと仕事をさせてから、心おきなく処分できます」
軍手は白でなくグレーを選ぶ
片付けに必須のアイテムとしてめがねさんが挙げたのは、軍手。
「家具の運び出しや、不用品の分別に欠かせません。片付け後は毎回真っ黒になるので、まとめて持ち帰り、お風呂の残り湯で洗っているのですが、ガンコなすす汚れはなかなか落ちません。破れない限り使用に支障はないのですが、薄汚れた感じがして、なんだか残念な気持ちに。だから、あるときから白ではなくグレーの軍手を選ぶようにしています。ゴム手袋も同じです」


