すっきりした暮らしを送るには、なるべくものを増やさないことが必須。家具だって同じです。ESSEonlineライターの佐藤望美さんも、「家具を買わずにすませるため可動棚を設置した」と言います。実際に設置した場所や使い方について、詳しく聞きました。

稼働棚を設置することで家具の購入・処分から解放される
稼働棚を設置することで家具の購入・処分から解放される
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家づくりで「可動棚の棚柱」を設置

間取り図

小学生2人を子育て中の筆者。約2年前に建売住宅から注文住宅に住み替えました。延床面積は86.94平米(約26坪)です。

間取りにはもちろんこだわりましたが、住み替えにあたって決めていたこと。それは家具をなるべく買わないようにするということです。

これまで、ちょっとした棚からワークデスク、カラーボックスに至るまであらゆる家具を買っては処分することを繰り返してきました。買い替えにはお金がかかるし、処分するのも手間。そして場合によっては粗大ゴミの処分費用がさらにかかります。

だから家具はもう買いたくない。好みやライフスタイルは変わっていくものだし、同じ家具でずっと快適に暮らせるわけではないということがようやく分かったのです。でも、ものを収納したり、仕事や勉強をするスペースも必要。そこで、可動棚を設置して解決することにしました。