いつもきれいな家には、ものの選び方や配置の工夫にも共通点があるそう。そして、年末年始こそ片付け・掃除習慣を見直すチャンス。家がきれいな人の共通点や、ここだけは整えておきたい掃除場所を、片づけコンサルタントの「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんに教えてもらいました。
家がきれいな人の共通点
家がいつもきれいな人には、空間を美しく見せ、心地よさをキープするための工夫があります。
●観葉植物や花を飾っている
ものは減らしてすっきりさせたけれど、どこかものたりない…。そんなときは観葉植物や花を飾ると、空間が引き締まります。
「視線が集まるような大きめのグリーンを1つ置くと、インテリアのいいアクセントに。鉢カバーの色や素材も部屋のテイストに合わせることでまとまった印象になります」(近藤さん、以下同)
●掃除がしやすい工夫がある
きれいな家は、日々の掃除がしやすいように整っているもの。
「床やカウンターにはものを置きっぱなしにせず、いつでも掃除機をかけたり、さっとふいたりできる状態にしておきましょう。ものの定位置を決めるとともに、その場所が適切かどうかを見直すことも、掃除のしやすさにつながります」
●リモコン、コードが目立たない
生活感を払拭するには、家電のリモコンやコード、ルーター類が目立たないように配置することも重要。
「リモコンは目につかない場所に定位置をつくり、コードも棚の裏やボックスにまとめるなどの工夫で目隠ししましょう。そうしたひと手間が、インテリア全体の印象を大きく左右します」
年末年始にきれいにする場所
掃除のあとの達成感が大きい玄関がおすすめ
年末年始に1か所だけ徹底的に掃除するなら、玄関が◎。
「広すぎないので、そこまで労力や時間をかけなくても高い満足感を得られます。きれいに整えてお正月飾りを置けば、晴れやかな気持ちで新年を迎えられますよ」
