旅行の荷物を見直し、無理なく軽量化するアイデアを紹介します。夫婦共働きで、もたない暮らしをしている村上はなさん(31歳)のケースです。ここでは、3泊4日の国内旅行の荷物が「夫婦でキャリーケース1つ分」とコンパクトに収まる、パッキングの工夫について語ります。
すべての画像を見る(全6枚)旅行の荷物を減らして感じたメリット
20代の頃はひとり旅が趣味だった私。旅行のたびに「荷物が多いと疲れるな」と感じていました。それもあり、ミニマリストになってからは「身軽で快適な旅」を意識して、荷物を見直し・軽量化しています。
先日、夫と3泊4日の国内旅行をした際は、35Lのキャリーケース1つに2人分のメインの荷物をまとめました。機内に持ち込めるサイズなので、到着後すぐに移動できて快適でした。また、帰宅後の荷解きが30分で終わり、ゆっくり休むことができました。改めて、荷物が少ないと旅全体が軽やかになると実感しました。
そのときに実践していた、旅行の荷物を減らす工夫は下記です。
工夫1:化粧品は旅行用&小分け容器を活用する
化粧品類は、旅行用サイズを買ったり小分けの容器につめ替えたりするのが面倒で、以前は普段使っている容器のまま旅行バッグへつめ込んでいました。ただ、荷物はものすごく重くなります。とくに新幹線や飛行機は、高い棚へ荷物を持ち上げる必要があり、重ければ重いほど大変でした。
そこで、今は旅行用サイズを活用しています。むしろ、旅行のときこそ普段使わないメーカーのアイテムを試せるチャンスだと思って、準備を楽しんでいます。
また小分け容器なら、旅行日数に合わせて持っていく量を調整できるので、便利だと感じています。
工夫2:服は着まわしコーデで量を減らす
荷物の大半を占めるのが、服だと思います。宿泊先の近くにコインランドリーがある場合は活用しますが、今回はコインランドリーがなかったため、なるべく着まわせるように工夫しました。ボトムスは2日間同じものを着て、トップスは温度調整ができるよう半袖と長袖を選びました。
ポイントは「シンプルなデザインを選ぶこと」と「色味を統一すること」です。こうすれば、1着が汚れて着られなくなったとしても、コーディネートに支障が出にくいです。
また、旅先でもオシャレを楽しみたかったので、ワンポイントにカラフルなスカーフを髪に巻いて過ごしました。無理に荷物を減らすのではなく、自分自身がご機嫌でいられる服選びが、旅行中も大切だと思います。




