もたない暮らしをするなかで厳選した、キッチンが狭くても快適になる便利なアイテムについて紹介します。夫婦共働き、35平米の賃貸物件で生活をしているミニマリストの村上はなさん(31歳)のケースです。アイテム数を絞ることで見えてきた、小さな工夫や使い方のヒントについても語ります。
すべての画像を見る(全6枚)1:マーナ「つかみやすいトング」
以前までは菜箸とパスタ用のトングをそれぞれもっていました。ただ、わが家のキッチンは狭く、所有できるアイテム数が限られていました。そこで見つけたのが、マーナの「つかみやすいトング」(1779円)でした。
先端がとがっているので、小さなショウガのすりおろしから大きなお肉まで、しっかりつかんでくれます。先端のシリコーンゴムのおかげで、パスタもスルスル抜けることなくつかめます。柄(え)には突起がついていて、先端を浮かせたまま一時置きできるのもうれしいポイントです。しかも分解して洗うことができ、省スペースで収納できます。
今ではわが家にかかせないアイテムになりました。
2:無印良品「磁器ベージュボール・中」
電子レンジに対応しているスープ用のお椀に選んだのが、無印良品の「磁器ベージュボール・中」(490円)でした。一般的なみそ汁のお椀よりもふた回り大きく、深さが充分あります。これがポイントで、多用途に使えて便利だと感じています。
たとえば、カットした野菜を一時的に置いたり、卵を溶いたり、ボウル代わりに使えます。調理スペースを確保しながらカットした食材を並べることができ、狭いキッチンでも活躍しています。
ミニ丼や鍋の取り皿としても使えて、調理から盛りつけまでと、1つで二役を担ってくれる万能なアイテムです。