日中で気温差がある季節の変わり目は「なにを着たらいいの?」と迷いがち。そのため、クローゼットがごちゃつき、毎朝バタバタしてしまいませんか? 3児のママで整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんのおすすめは、全部を入れ替えない衣類の「ちょい替え」収納。少し工夫するだけで、毎日の服選びがラクになり、家族も快適に過ごせるそうです。今回は高岡さんのちょい替え収納をご紹介します。

家事をラクにするコツは、少しづつ始めること
家事をラクにするコツは、少しずつ始めること
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全部は入れ替えない!「半分だけ衣替え」で時短に

衣替えというと、洋服全体を入れ替えるイメージがありますよね。ですが、この時季に、夏服をすべて片付ける必要はありません。たとえば…

・よく着るTシャツや薄手の羽織り → クローゼットの手前に残す
・真夏限定のノースリーブやショートパンツ → 奥へ移動

わが家でも、衣替えは“半分だけ”と決めています。そうすると、毎日の服選びがぐっとスムーズになるんです。子どもからも「この前のTシャツはどこ?」と聞かれることが減り、探すストレスがなくなりました。

「重ね着コーナー」をつくって迷いをなくす

玄関

秋は気温差が大きいため、羽織れる服の出番が増えます。そこで、クローゼットの一角や玄関に「重ね着コーナー」をつくって、

・カーディガン
・薄手の長袖シャツ
・ストール

などをまとめておくと、朝の服選びが一瞬で決まります。

上着

わが家では、玄関近くの収納に私用のカーディガン、子ども用のクローゼットすぐ近くに軽めのパーカーをまとめて置いています。外出直前に「ちょっと寒いな」と思ったときもサッと取れるので、子ども自身が自分で羽織って出かけられるようになりました。

子どもの衣類は「次のサイズ」と一緒に管理

季節の変わり目は、子どものサイズアウトを見直すチャンスです。着られなくなった服は、「次の子に回す」か「処分する」に仕分けて、来年用は同じケースにまとめておくのがおすすめです。

わが家では、子どもの服を“今”のサイズと“次”のサイズに分けて収納。引き出しのラベルを「120」「130」としているので、どの服が今すぐ着られるかひと目でわかります。朝の支度時のサイズが合わずに「これは小さい!」とあわてることがなくなりました。