昔は似合っていたスカートも、気づけば着る機会が減ってタンスの肥やしに…という経験はありませんか? ここでは、光沢感のある「サテンスカート」とふんわりシルエットが特徴的な「バルーンスカート」の着こなし方をご紹介。教えてもらったのは、3万人以上のスタイリングを行ってきたパーソナルスタイリングのプロ・五十嵐かほるさんです。
※ この記事は『ユニクロ・GUでつくる 大人の高見えコーデ』(宝島社刊)に掲載された内容を一部抜粋・再編集しています
すべての画像を見る(全8枚)スカートはコンパクト×ボリューミーがいい
トップスとボトムスは、コンパクトなものとボリューミーなものを組み合わせるのが基本。コーデ全体のバランスがよくなります。Tシャツにロングスカートという、定番スタイルも、シンプルだからこそバランスを見極めて。
フレアスカートのようにボリューミーなスカートなら、トップスはコンパクトに。おすすめは体にフィットしたノースリーブ。目線が上に行ってスタイルアップして見えます。Tシャツを合わせるなら、サイズ(身幅)が小さめのものを着て、裾はイン。袖を少しまくって、コンパクトに仕上げましょう。短いスカートでも同じ。ふわっとしたスカートには、袖の長いタイトなトップスを合わせれば決まります。
落ち感のあるコンパクトなスカートには、身幅があって丈の短いTシャツだとほどよいバランスに。
高見えサテンスカートはカジュアルでこそ映える
光沢感のあるサテン生地は、華やかで特別感があると思う人もいるかもしれません。でも、サテンはカジュアルダウンに活かしたいもの。合わせるアイテムの、今までとは違う表情を引き出してくれますよ。
ユニクロのサテンスカートは、ロングな丈感が上品。さらりとした生地感だからラフにはけて、体型もカバーしてくれます。ムーディーになりすぎないようにひとワザきかせて、大人の上質カジュアルに挑戦してみて。
●サテンスカートが主役の大人コーデ2つ
サテンスカートに、ポリエステル製のキャミソールを合わせて、縦ラインをツヤ感でそろえたコーデ。リネンのシャツを羽織るとナチュラルさが加わって好感度がアップします。バレエシューズでカジュアル感を抑えれば、休日のお出かけコーデが完成。
・リネンシャツ、カップつきキャミソール、サテンスカート(すべてユニクロ)
定番の茶系(ベージュ・ブラウン)×ネイビーの配色はおしゃれ。1枚でも着られるカップつきTシャツにベストを重ねて、小物も茶系で統一。これにネイビーのサテンスカートを合わせれば、ツヤっぽさのある大人のスタイルに。
・カップつきTシャツ、サテンスカート(ともにユニクロ) テーラードベスト、バックベルトパンプス(ともにGU)