3:「捨て活」とは家族にとっては「寝耳に水」だと理解する

リビング
夫婦それぞれの快適を考慮したリビング
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私たちが「捨て活したい!」と思うときはたいてい、SNSでミニマリストや整理収納系の投稿を見たり、お気に入りのインフルエンサーさんに影響を受けているとき。自分で投稿を見聞きしているので、「捨て活ってステキ」と思うのも自然ですよね。

でも、家族はどうでしょうか?

わが家の場合、夫にとってミニマリストのイメージは「すっからかんの家に住んでいる変わり者」。そんな夫に、いきなり「ミニマリストになりたいからものを捨てよう」と提案しても、「いいね!」となる確率はありません。

なので、「捨て活」とは家族にとって「寝耳に水」になる場合もあるということを念頭において、家族と意思疎通を図る必要があります。

・どんな状態になることを目指しているのか

・家族のもの、共有のものを勝手には捨てないこと

・まずは自分のものだけやってみること

こういうことを伝えると、そのあとの活動がスムーズになり、家族の不安もなくなります。

もちろん「あなたのやりたいようにどうぞ」と言ってくれるならそれに越したことはありありません。

私は、「どんな暮らしが好きか?」は、「どんなおにぎりが好きか?」と同じくらいのテンション感だと思っています。

私の夫は今でも「ミニマリスト」には興味がないのですが、「梅干しおにぎり」が好きな私に対して「シャケおにぎり」が好きな夫もいる、そんな風にとらえると「どうして協力してくれないの?」というイライラが和らぐように思っています。