2:アルカリ性の汚れは「中和反応」を利用した洗剤で
すべての画像を見る(全3枚)水アカ・石けんカス・尿汚れ・タバコのヤニなど。家の中でアルカリ性の汚れは多くはありませんが、酸性の汚れに比べてガンコなのが特徴です。
そんなガンコなアルカリ性の汚れは「中和反応」を利用した洗剤を使う方が有効的。
具体的には、クエン酸・食酢・サンポール・炭酸ソーダ・塩酸など。「化学反応」を起こして汚れを落とすことになるので、界面活性剤を使用するときよりも強力な洗浄力が期待できます。
その分、扱いには注意が必要。洗剤は使い方をよく読み、混ぜ使いしないなど安全には十分注意が必要です。
3:カビ・雑菌の汚れは「漂白」が吉!
その名のとおりカビや雑菌による汚れです。この場合は、漂白剤を使って、雑菌を根絶やしにするのがよいでしょう。
漂白剤には殺菌力の強い「塩素系」と洗浄力の強い「酸素系」の2種類があり、掃除する場所や掃除していなかった期間によって使い分けるとより効果があります。これらは、各商品概要を確認するとわかりやすいでしょう。
目の前の汚れがどれに当てはまるのかを理解し、それぞれの汚れに対しての対処法を行うことで、効率は上がります。汚れと洗剤を知って使い分けをすることで、掃除をさっと終わらせて、もっともっと自分時間を楽しみましょう!
※ ここで紹介している掃除道具や洗剤のなかには、建材や設備機器によって使用してはいけないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また、掃除道具と洗剤の注意書きを事前に確認してから、目立たない場所で試してください。各種洗剤を使用する際には、ゴム手袋を着用し、換気扇を回しましょう
※ クエン酸など酸性の洗剤は、塩素系の漂白剤やカビ取り剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤と混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、直後に使うのも避けてください。塩素系の洗剤を使うときは表示に従い、必ずゴム手袋をはめ、換気扇を回しましょう。また、目より高い位置で塩素系の洗剤を使用する際はゴーグルを着用してください。なお、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください
