病気になってあらためて感じた「人とつながる大切さ」

みるくさん
子どもたちが集まることも
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じつは去年、更年期の不調に加えて「橋本病」と診断されました。やる気が出なかったり、疲れやすかったりするこの病気。「なまけ病」なんて呼ばれることもあるそうです。

そんなときこそ、人と会って話すことが大切だと実感しています。情報交換をしたり、元気をもらったりすることが、ちょっとした気分転換に。体がだるい日も、仲間と会って話して大笑いして、夜ぐっすり眠る。それがなによりもいい薬になるのかなと思います。

そして、不思議なことに、50代になってから旅先で必ずといっていいほど、だれかに声をかけられるようになりました。それまではまったくなかったのに、一緒に食事するほど仲よくなった方もいるんですよ。

50代になって到達した「人づき合い」の極意

ベタベタしたつき合いは得意ではありませんが、「ちょうどよい距離感」を大切にすることで、自分とかかわってくれる人たちへの深い感謝を感じるようになりました。そう思えるようになったのは、いろいろな経験を経た今だからかもしれません。

ひとりの時間を楽しみながらも、信頼できる家族や友人がそばにいる。その安心感があるからこそ、自分の人生をもっと自由に楽しめる。

若い頃には気づかなかった、人とのかかわりの大切さ。この年齢になって、ようやく「適度なおつき合い」こそが、何物にも代えがたい財産だと気づきました。