喪服は「もつ」一択!予測不能な「もしも」に備える

次に、喪服です。冠婚葬祭で、結婚式のおよばれドレスならレンタルでなんとかなりますが、お葬式や法事といった弔事用の服となると話は別。

「いつなにがあるかわからないから」という言葉、本当にそのとおりだと思います。私はここ数年で、義祖母や実父のお葬式に参列しました。突然の訃報は、いつ、だれに訪れるか予測できません。

レンタルすることも可能ですが、突然の訃報に心が追い付かないなか、あわてて準備する余裕はありませんでした。

だからこそ喪服だけは、ミニマリストでも「もつ」ことにしています。

本当に必要な服をもち、心穏やかに暮らす

クローゼット
すべての画像を見る(全4枚)

もちすぎない暮らしに、冠婚葬祭用の服は悩ましいアイテムの1つかもしれません。

でも、「入学式や卒園式などのセレモニーは『レンタル』を賢く利用して、収納に余白を」「喪服は予測不能な『もしも』に備える」という2つの考え方で、冠婚葬祭にまつわる服の悩みを解消し、心穏やかに日々を過ごせています。

無理に手放すのではなく、自分にとって本当に必要なもの、そして安心できるようにもつ。それが穏やかなミニマルライフだと思います。

これからミニマル、シンプルな暮らしを目指す方も、ご自身のライフスタイルに合わせて、最適な冠婚葬祭用の服とのつき合い方を見つけてみてくださいね。少しずつでも、きっと心地よい暮らしに近づけるはずです。