食料は最低3日分ストックする
すべての画像を見る(全5枚)非常食のストック量には個人差があるとしても、目安としてどのくらい備えておけばよいのでしょうか?
「食料や水については、最低3日分、可能であれば7日分以上のストックをおすすめします。災害用に特別なものを買うより、普段から食べている好きなものを少し多めに買っておく『ローリングストック』がおすすめです。パスタやうどん、お米などを、いつもの3回分多く買うだけでも立派な備蓄になりますし、食べ慣れたものは非常時の心の支えにもなりますよ」
辻さんのおすすめは、レトルトのパスタソース。
「パスタソースは調味料としても優秀なんです。この間はパックご飯とパスタのミートソース、溶けるチーズでリゾットをつくりました。味が完成されているので、塩コショウもいりません」
普段から手抜きしたい日に使っておけば、いざというときもスムーズにつくれるそう。
「子育てで忙しいとき、ふかしたジャガイモに市販のジェノベーゼソースをかけただけで『お母さん料理上手!』とほめられていました。そんな“おふくろの味”が非常時に出てきたら、子どももホッとしますよね」
辻さんも監修されている『最強防災マニュアル』(扶桑社刊)は好評発売中です。本記事では紹介しきれなかった「地震・豪雨から身を守るテクニック」などがたくさん掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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