バッグの捨てどきは、「愛着」か「執着」で考える
洋服以上に捨てどきがわからないアイテムがバッグです。とくに“一生もの”と購入したものの、何年も使っていないブランドバッグがクローゼットに眠っているのに、「いいものだから」と手放せない方も多いのではないでしょうか。
ブランドにも流行があり、ものの持ち方にも時代的傾向があります。かつての日本ではブランド物がステイタスのひとつでしたが、令和の今は価値観も商品も多種多様になっています。
そのバッグが、大切な人からのプレゼントだったり、自分自身へごほうびで買ったものだったりと、愛着がある理由があるならば、大切に残していいと思います。
一方「高かったから」であれば単なる執着なので手放しましょう。愛着は残し、執着とは別れる。愛着で満たされたあなたのクローゼットは間違いなくすてきな空間になります。「もっていたい」は愛着、「捨てたくない」は執着と覚えましょう。
靴は「5年以上」出番がなければ処分
服、バッグときて、次に整理したいのは靴です。靴はライフスタイルの変化にとくに影響されます。
たとえば独身の頃はハイヒールを愛用していたけど、出産したらスニーカーやフラットシューズしか履かなくなった、といったことはよくあるもの。革、ゴム、接着剤など靴を構成する素材は、時間と共に劣化してしまいます。
まだ履けそうに見える靴でも、5年以上出番がなければ処分することをおすすめします。
※ この記事は『書き出すだけで家が整う おうち片づけノート』(扶桑社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。
