じつはギョーザが大好物

堀野さんが料理をする様子
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朝からあまり食事のために動きたくないので、ほとんどの場合、朝ごはんには前の日の残り物を食べるという堀野さん。野菜や魚はもちろんですが、肉も積極的に食べるようにしているそう。

そんな堀野さんにとって、積極的に食べたくなるのがギョーザです。前の晩、寝る前に「明日の朝はギョーザを食べたい!」という気分になって、朝からギョーザを焼くことがよくあると語ります。

大好物のギョーザが並ぶ食事

「こんがり焼けたギョーザって、食欲をそそりますよね。今、ギョーザがとても人気で、『国民食』と呼ばれるくらいになっているそうですが、この100歳過ぎた私にもその理由はよくわかります。だって、カリッとした皮を嚙(か)むと、じわっと肉汁があふれ出すギョーザは、無条件においしいですものね。老若男女問わず愛されるのはよくわかります。私のような高齢者には、ギョーザはやわらかくてとても食べやすい食品でもあります」

それに今は、フライパンで焼いたり、レンジで温めたりしてすぐに食べられるものがどこでも手に入ります。ときどき買いためておいて、ストックしておくととっても便利。昔は具を刻んで自分で皮に包んでつくるしかなかったギョーザが、いつでも手に入るなんて夢のようです。しかも、焼けばいいだけの状態になっているのはありがたい限りだと話します。

「ちなみに私がよく買うのは、具に味がついているチルドギョーザです。別皿に入れたギョーザのタレをつけて食べずにすむので、より手軽に感じます」

堀野さんの著書『102歳、今より元気に美しく』(朝日新聞出版刊)は現在発売中。元気に美しく過ごす毎日の食事のほか、心をきれいに保つモットーや「好きなこと」で働き続ける秘訣など、人生を楽しくするヒントがたっぷり掲載されています。

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