リュックで水をラクに運ぶ方法

リュックとゴミ袋
必要なのは、持ち手がしっかりしているアウトドア用のリュック(容量20L程度)と、45Lのゴミ袋2枚
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給水車による水の配給が始まるとひと安心ですが、重い水を運ぶのは大変。そこで「女性でも15Lを一度に運べる方法」をレクチャー。水のくみ置きにも使えるテクなので、ぜひ覚えて!

リュックを広げて袋を入れている

(1)リュックを大きく広げ、中に45Lのゴミ袋を1枚セットする。リュックの大きさは女性が運ぶ場合は20Lが運びやすい。男性や慣れている人は40L程度までは運べる。

袋を重ねている

(2)リュックの中で水漏れしないよう、ゴミ袋をもう1枚重ねて二重にする。なにかの弾みで一方のゴミ袋が破けたとしても、もう一方が大切な水を守ってくれる。

ゴミ袋をひろげる

(3)二重に重ねたゴミ袋をしっかり広げ、リュックをおおっていく。広げ方が不十分だと、水を入れたときに水圧でゴミ袋が閉じてしまい、周囲に水がこぼれてしまうので注意。

ゴミ袋を広げる

(4)リュックの容量の半分~八分目を目安に水を注ぐ。持ち運ぶ距離などを考え、あまり欲ばりすぎないことも大事。台車があれば、目いっぱい注いで運ぶことができる。

内側のゴミ袋を縛る

(5)水がこぼれないよう、まずは内側のゴミ袋をきっちりひとつ結びにする。このとき、ゴミ袋の中にできるだけ空気が残らないようにすると、水を長もちさせることができる。

ゴミ袋を縛る

(6)外側のゴミ袋も(5)の要領でしっかり結ぶ。リュックのファスナーを閉めて背負い持ち帰る。なるべく背中の高い位置で背負うと軽く感じる。腰を痛めないよう斜め前方に立ち上がるように意識して。

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