ライフスタイルに合わせて住まいを変え、身軽に暮らせる例をご紹介します。すっきりと整った家を見せてくれたのは、69平米・都内3LDKマンションに4人で暮らすSさん。自身の退職を機に、戸建てから郊外のリノベマンションに引っ越したそう。そんなSさん家族に、ものの量をキープするための「収納ルール」を教えてもらいました。

キッチン収納
郊外のマンションをリノベして住み替えたSさん。家が戸建て時代よりもコンパクトになったため、残すものも厳選したそう
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ものの量をキープする家族共通のすっきりルール

マンションの間取り

食器や本、雑貨などが少しずつ増えてしまうことはありませんか? Sさん宅では、ものの量を一定に保つため、ルールを決めているそうです。

●増えがちなものは収納に入る分だけに

収納スペースが限られているため、器やキッチングッズなど増えがちなものは「収納スペースに入る数」に絞るように。

「食材ストックも必要量を把握して、一定量をキープしています」

●私物は各自のスペースへ。リビングには持ち込まない

リビングが小さくなったため、私物はそれぞれのスペースに持っていくようにルールを徹底。

「本や趣味のものは共有スペースに持ち込まないことで、すっきりを保っています」

本や雑貨を収納する棚

引っ越し時に、本は3分の1の量に厳選。

「好きな作家の本は収まるだけ買いたしつつ、図書館も活用します」

ワークスペースの裁縫道具

趣味の裁縫道具はワークスペースに。

「糸の収納は夫が手づくりしてくれたもの」

思い出の品は厳選しインテリアとして活用

壁にユニフォームや帽子を飾ったトイレ

トイレの壁に飾っているのは、元ラグビー選手の夫のユニフォーム。

「夫はもともと捨てられないタイプ。がんばって減らしてもらう代わりに、残したものは額装にして、毎日目にする場所に飾りました」