仕事に子育て…忙しい日々をラクにする、家事の時短テクニックを3つ紹介します。教えてくれるのは、これまで400軒以上の片付けをサポートし、2人の子どもを育てている整理収納アドバイザー・Fujinaoさんです。

整頓されたリビング
夫の単身赴任で多忙な日々…3つの工夫で家事の負担が減った!
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忙しい日々を助けるのは、時短のための工夫

夫の単身赴任のため、5年前に当時小学生の息子2人と札幌に引っ越しをしました。

私は生まれ育った地元・札幌ですが、息子たちにとっては見ず知らずの土地。引っ越しに転校など子どもたちのメンタルサポートから日常の家事まで私ひとりでまかなわなければいけない日々が始まると、その責任とやることの多さから「本当に大丈夫だろうか?」と不安に思うようになりました。

そこで、「これは家事をラクにするしか解決策がない!」と感じた私は、さまざまな工夫をしてみました。そのなかでも大きく効果があったのが以下の3つです。

1:平面にものを置かないようにして、掃除をしやすく

ダイニングテーブル

まずは、キッチンやリビングのテーブルの上に極力ものの定位置をつくることをやめました。

ものがごちゃごちゃと置いてあると、どれが片付けるべきもので、どれが置いておいていいものなのか子どもたちの判断が鈍ります。そこで、いっそ「平面の上にはものを置かない」というルールを徹底。

ゴールが分かりやすいので、子どもたちは夜寝る前に床やテーブルの上にあるものを「ゼロになるまで片付ける」という習慣が身につきました。毎晩寝る前に、テーブルをサッとひとふきするだけで家の中がリセットされるので、かなりの時短になります。

また、床にものを置かないことで、毎日の床掃除はロボット掃除機にお任せでOK。とてもラクになりました。