小学生の子ども2人と団地で生活し「もたない暮らし」の情報発信や、片付けサポートの仕事をしている、整理収納アドバイザー1級のかさもさん。以前は家のなかがものであふれ、いつも散らかっていた状態でしたが、買い物や収納方法などを見直し、ラクに片付けられるようになったそうです。そんな思考の変化について詳しく語ります。
すべての画像を見る(全4枚)家がちっとも片付かないのには、原因があった
部屋が散らかりリセットまで時間がかかる家は、下記のような2つの原因があると考えています。
・自分(と家族)にとって本当に必要なものと適正量、収納場所が分かっていないこと
・収納スペースのなかに、不用品があふれていること
私も以前は、「深く考えずに欲しいものを買う→結局使わなくても、もったいなくて手放せない」「それらをとりあえず収納スペースの奥に詰め込んでおく→不用品で収納スペースがいっぱいになってしまう」「スペースがたりず収納家具やグッズを増やす→ますます片付かなくなる」という悪循環をくり返していました。
このような状態では片付かなくて当然なのですが、当時は「家が散らかるのは、収納スペースが少なくて使いづらいこの団地のせいだ」と思っていたのです。そんな私ですが、ミニマリズムと出合って「買い物」「収納方法」「ものを厳選するときの優先順位」という3つの思考を変えたことで、片付けがラクにできるようになりました。
1:適正量を知り「使いきってから買う」を徹底
スムーズに片付けができるように、まずは下記の適正量を把握し、守ることが大事だと考えました。
・自宅の収納スペースに収まるものの量
・自分(と家族)が不便にならない量
この適正量を知るために、私は「家にあるものを使いきってから買う」という買い物ルールを徹底することから始めました。
日用品など、最初は在庫がなくなることに不安がありましたが、意外な気づきが。「家にあるほかのもので代用できないか?」と考えるようになったのです。そして、代用ができれば「なくても暮らせるもの」、代用ができなければ「自分(わが家)にとっては必要なものだった」と知ることができました。
こうして「本当に必要なもの」を厳選しながら、適正量が明確になっていき、日用品のストックが収納スペースを圧迫してしまうこともなくなりました。