物価の高騰により、月々の食費に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。元銀行員でFP2級の資格をもつ、ライター・谷ノ内真帆子さんも食費が上昇していたそうですが、いろいろな節約方法を取り入れて、なんと月の食費を約1万円削減することに成功したそうです。今回は、谷ノ内さんが実際に効果を実感している方法を語ります。
1:買い物はチラシでチェックして効率的に
毎週、アプリを使ってチラシをチェックすることが、わが家の買い物の第一歩です。近隣の3軒のスーパーのチラシを見比べて特売品を確認。あらかじめ買うものをメモしておくことで、買い忘れや余計な買い物を防いでいます。
とくに効果的だと感じているのは、肉類や魚介類の特売情報のチェックです。値引き商品は売りきれることも多いため、開店時間や特売品の販売時間もチェックするようにしています。事前に情報収集することで、効率的な買い物が実現できています。
2:まとめ買いは特売のタイミングに合わせる
特売品を購入するにはタイミングが重要です。筆者の場合は、スーパーが値引きを始める夕方6時頃に合わせて買い物に行くことが多いです。先日も、普段1パック398円の鶏むね肉が198円で販売されていたため、5パックまとめ買いをしました。
すぐに使う分以外は、小分けにして冷凍保存。使う分だけ解凍できるよう、1食分ずつ平らに広げて冷凍しています。
この方法を始めてから、肉類の購入費用が約4割削減できました。
3:冷凍保存で賢く食材管理
冷凍保存は食費節約の強い味方です。筆者の冷凍庫には、以下のような食材を保存しています。
・キノコ類(シメジ、マイタケなど特売時に購入)
・大根(煮物用に食べやすい大きさにカット)
・下味冷凍した肉類
・食パン(2枚ずつ小分け)
・ご飯(1食分ずつラップで包む)
大根は1本150円の特売時に2本購入し、煮物用にカットして冷凍。冷凍することで味がよくしみ込むため、調理時間の短縮にもなっています。
キノコ類も特売を見つけたらストックしています。石づきを取って冷凍保存しておけば、炒め物や鍋物に直接投入できて便利です。