4:圧力鍋を活用して効率的に調理

圧力鍋は、わが家の食費節約の強い味方です。特売で見つけた肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを大量に炊き込み、これを「ベース食材」として活用しています。このベース食材は、調味料を変えるだけでさまざまなアレンジが可能です。

・カレールーを加えれば本格カレーに
・シチュールーで濃厚シチューに
・めんつゆと砂糖で肉じゃがに変身

一度の調理で複数の献立に展開できるため、光熱費の節約にもなっています。また、まとめて調理することで、食材をムダなく使いきれています。

5:献立づくりは計画的に

週の献立は、チラシで確認した特売品を中心に立てています。たとえば、キャベツが安い週は、キャベツを使う料理を複数計画。食材をムダなく使いきることを心がけています。

また、冷蔵庫の中身を確認しながら買い物リストをつくることで、同じ食材を重複して購入してしまうことも避けられます。この習慣を始めてからは、食材の廃棄も大幅に減りました。

習慣化することで手間を感じなくなった

今回ご紹介した方法は、一見手間がかかるように思えるかもしれません。しかし、少しずつ習慣化していくことで、自然と実践できるようになっていきました。とくに効果があったと感じているのは以下の3点です。

(1)チラシを活用した計画的な買い物

(2)特売品の戦略的な購入と保存

(3)圧力鍋を活用した効率的な調理

ただし、「節約」に気を取られすぎて、必要以上にまとめ買いをしてしまうことには注意が必要です。筆者が心がけているのは、冷凍庫に入る量を考慮しながら、適度な量を購入すること。工夫を重ねて、品質を落とすことなく食費を抑えることができています。

皆さんも、自分のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる節約方法を見つけていただければと思います。