一級建築士として活躍している田中ナオミさん(61歳)。夫とふたりで暮らす、家事効率を考えた住まいや「毎日忙しいけれど楽しい」と話すライフスタイルが注目を集めています。ここでは、田中さんが愛用する調理道具や、調理道具を選ぶマイルールを紹介します。
すべての画像を見る(全3枚)調理家電、調理道具は使い勝手が最優先
鋳物鍋、圧力鍋、ステンレス鍋、雪平鍋、土鍋…。料理好きという人でありがちなのが、同じような道具をたくさん持っていること。でも、実際のところ全部をきちんと使えている人は少ないはず。
すてきな道具を持つことは料理のモチベーションを上げるひとつの手段ですが、数が多いと収納、お手入れなど、何かと手間が増えます。調理家電や調理道具は、まず使い勝手がよい(自分と相性がよい)道具に出合うことが大切です。
機能的な道具があると料理の幅が広がり、厳選することで省スペース化も可能。さらにシンプルで見た目のよいデザインなら気持ちも上がります。
●わが家の使える愛用品
・ステンレスの多層鍋:重ねられる+オーブン調理+保温調理+軽量+丈夫で手入れがラク
・ハンドミキサー:鍋などで直接使える+パーツが少ない+省スペース
・炭酸水マシーン:コンセント不要+ペットボトルのゴミ削減+経済的
ステンレスの多層鍋は同シリーズをサイズ違いで持っていて、収納がコンパクト。フタがフラットなので調理中のものを重ねることができ、複数の料理の同時進行が可能。オーブンにも使えて保温調理もできるのでかなりハードに使っています。この鍋に出合ったことで料理の時短が格段にアップしました。
調理道具は日々進化し、新しいアイテムが次々にリリースされていますが、使い捨てるものではないので流行りというだけで飛びつくのは危険(結果、棚に眠るから)。よくつくるレシピや時間の使い方、つくってみたい料理など、自分が本当に便利で必要だと思えるものを厳選してください。
