長ネギの青い部分はクリーム系と相性がよい!

長ネギの青い部分はクリーム系との相性が抜群
クリーム系の料理との相性が意外とよいそう
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長ネギの青い部分といえば、薬味や炒め物、鍋などに使うのが定番ですが、こんなちょっと変わった食べ方でもおいしくいただけるそうなんです。

「じつは生クリームやバター、クリームチーズなどのクリーム系との相性がよいんです。青い部分を切ったものを冷凍し、凍ったまま炒めると、短時間でとろっとした甘みのある仕上がりに。冷凍した青ネギは生の状態に比べて火の通りが早く、辛さがマイルドになり、甘く食べやすくなるんです。バターと合わせて炒め、生クリームでソースを作ると、まるで洋食屋さんのような味と家族からも大好評です」

そこでハットリさんは、クリーム系料理の例として、簡単につくれるグラタンレシピを教えてくれました。

「ホワイトソースは使わず、少ない食材で簡単においしくつくれる一品です」

●「鶏胸肉と青ネギの簡単グラタン」

鶏むね肉と青ねぎの簡単グラタン

【材料(2人分)】

  • 鶏胸肉 1枚(約250~300g)
  • 長ネギの青い部分 3~4本分
  • 生クリーム(または牛乳や豆乳) 100mL
  • シュレッドチーズ 15g
  • 米粉(または小麦粉) 大さじ1
  • みそ 小さじ1.5
  • 塩、コショウ 少々
  • 油 大さじ1

【つくり方】

[下ごしらえ]

・鶏胸肉は食べやすい大きさに切り、塩・コショウを振る。

・長ネギの青い部分は2cm幅の斜め切りにする。

(1) フライパンに油を熱し、鶏胸肉を入れ中火で炒める。

(2) 鶏肉の両面の表面に生っぽさがなくなったら、長ネギの青い部分を加えてさらに炒め、ネギがしんなりしたら火を止めて米粉を全体に振る。

ネギがしんなりしたら火を止めて米粉を全体に振る

(3) 生クリーム(または牛乳)を加えて、みそを加えて混ぜて溶かす。

(4) 再び弱めの中火にかけ、とろみが出たら火を止めて、耐熱容器に移し、シュレッドチーズをちらしてトースターで焼く。好みの焼き色が付いたら完成。

シュレッドチーズをちらしてトースターで焼く

<ポイント>

牛乳や豆乳を使う場合は、10g程度のバターを加えるとコクが増します。

他にも、長ネギの青い部分のちょっと変わった食べ方として、カリカリに素揚げして麺などにトッピングしたり、チヂミや卵とじ、青ネギを主役にしたパスタなどにするのもおすすめだそうですよ。

ぜひ長ネギの青い部分も捨てずにおいしく調理して楽しんでみませんか。