アウトドアリビングとして使えるウッドデッキ。しかし、素材選びにはご注意を。注文住宅を建てた日刊住まいライターは、リゾートライクな家に憧れ天然木のウッドデッキを採用しました。しかし築2年で色あせが目立ってきて、DIYで苦労して再塗装するハメに。さらにサッシの選択でも後悔。理想と現実とのギャップをレポートします。

自然木のウッドデッキ
アウトドアリビングとして大活躍するはずが…メンテナンスが大変で困った
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リゾート気分を味わいたくて天然木のウッドデッキを採用

ウッドデッキがある1階の間取り

筆者の一家は、夫婦と4歳、1歳の息子がいる4人家族です。築2年になる、2階建ての注文住宅で暮らしています。

リビングからウッドデッキを見る
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家づくりを開始した頃、筆者は工務店の完成見学会に何度も参加しました。そのなかで強く印象に残ったのが、大きな窓を介して、ウッドデッキとつながるリビングでした。もともと開放的なリゾートライクな家に憧れていたこともあり、ぜひ採用したいと思ったのです。

家を建てるために選んだ土地は、まさに好条件。リビングに面した南側の隣地は、窓がほとんどない住宅の壁面。周囲からの人目を気にせずにすむため、憧れていたウッドデッキをつくりました。