築53年の3LDKから築31年の1LDKに引っ越したフォトスタイリストのヤノミサエさん。ここ数年は広めの家に住んで、ゆったりと過ごしてきましたが、今後は暮らしをサイズダウンしていきたいと、思いきって狭めの家に引っ越し。これまで10回以上の引っ越しをしてきたヤノさんに「キッチン収納でやめたこと」について伺いました。

ひとり暮らし向けのコンパクトなキッチン
ひとり暮らし向けのコンパクトなキッチン
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1:「手の届かない場所」に収納するのをやめた

冷蔵庫上のつり戸棚は手が届かない
冷蔵庫上のつり戸棚は手が届かない

家じゅうどこも同様ですが、キッチンでも手の届かない場所は収納場所として使いません。いちいちイスや踏み台を持ってきて、上って、中にあるものを出さなければならないのは面倒だからです。

いちばん上の棚は手が届かないので使わない
いちばん上の棚は手が届かないので使わない

とはいえ、旧居はキッチンが広めだったので、知らず知らずのうちに物量が増えており、収納スペースが少ない新居で片づけるのは苦労しました。

でもこの引っ越しがものの見直しをするきっかけに。使用頻度が少ないものについては「本当に必要か?」と考えることになり、本当に必要なものだけを残し、不要なものは処分。おかげで物量のサイズダウンに成功しました。

2:「使いづらい冷蔵庫ポケット」をやめた

自分のスタイルに合わないなら外してみる
自分のスタイルに合わないなら外してみる

冷蔵庫の購入時についているポケット。便利に使えるものもあれば、「ここなにを入れるの?」というようなポケットもあります。自分のスタイルに合わなければ、外してみるのもおすすめです。

野菜室が二段になるのが使いにくかった
野菜室が二段になるのが使いにくかった

たとえば野菜室の2段になるポケット。便利かと思い使っていましたが、このポケットの下に入れたものを見落としてしまい、何度も腐らせてしまったり、乾燥させてしまったことが…。

ひとり暮らしの私は2段にしなくても物量的に問題なかったので、外して使っています。当たり前を見直したことで、思った以上に快適に使えるようになりました。