家が片づかないと悩んでいる方の多くがつい行っている、バッグや書類の「ちょい置き」。そんな“汚部屋につながる習慣”を防ぎ、片づけをラクにする方法をご紹介。夫と子どもとの3人家族、20歳までゴミ屋敷で育った経験を活かして「無理なく片づくコツ」を情報発信する整理収納アドバイザー・つうさんが語ります。
すべての画像を見る(全4枚)つい床置きしてしまうバッグは「定位置」を決めておく
帰宅後、つい床に置いたままにしがちなバッグ。これをやめるだけでも、家の中が整った印象になります。
わが家は玄関の下駄箱の扉にフックをつけて、帰宅後はここにバッグをかけることにしています。バッグを入れておくためのカゴをリビングに用意する、クローゼットの中に置き場所をつくるなど、それぞれの家庭のライフスタイルや間取りに合わせてルールを決めてみてください。
たまりがちな紙ものは「一時置き場」をつくって判断
子どもの学校関係の書類やポストに投函されるチラシ。「あとでしっかり確認しよう」と下駄箱の上やリビングのテーブルにちょい置きしてしまいがちですよね。これが積み重なって、最終的には必要な書類が見つからなくなってしまうことも。
こういった紙ものは家に入ってきた時点で要・不要を判断し片づけるのが理想ですが、難しい場合は「一時置き場」をつくるのがおすすめです。私も保留ボックスをつくったり、目につくようにマグネットで貼り出しておくなどして、時間ができたときに仕分けするようにしています。
とりあえずのちょい置きをしないだけで、書類も探しやすくなりましたよ。