やわらかい生地や長い丈の服は、棚へのしまい方にひと苦労することも。ここでは扱いづらい「ニットセーターとワンピース」の上手なたたみ方を、整理収納アドバイザーのすはらひろこさんに教えてもらいました。大事な洋服を型崩れさせず、収納力もアップできます。

折りたたんだワンピースを裾部分からくるくると筒状に巻く様子
扱いにくい素材の服を上手に収納するには?
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限られたスペースには「丸める収納」が便利!

型崩れしがちなニットや、かけるとスペースをとるワンピースは、たたむことでクローゼットに余裕がもてます。コツは“長方形”にすること。さらに丸めて筒状にすると、収納力アップはもちろん、気になるシワも防げます。

ハンガーにかけると伸びるニット

ニットはハンガーにかけると生地が伸びてしまうため、たたんで収納するのがおすすめ。コンパクトにまとまる上手なたたみ方をご紹介します。

●1:衿の幅に袖を折り長方形をつくる

型崩れさせずニットをたたむ図解1

服の前身頃を上にしてニットを広げ、身頃を内側に折る。袖は服の側面に合わせるように整え、袖先が長い場合には、裾と同じ長さまで少し折り返すようにする。

●2:裾から衿元へ向かってくるくると巻く

型崩れさせずニットをたたむ図解2

(1)で長方形をつくることができたら、裾から衿元の方向へ向かって、くるくると巻いて筒状にしていく。伸びやすいニットのシルエットも丸めることでキープ!