4:着まわしの工夫でコーディネートの幅を広げる

秋冬のファッションは、新しい服を買わなくても、重ね着やアウターとの組み合わせで印象を変えることができるので、少ないアイテムでも多彩なスタイルを楽しむことが可能。上手に着まわすことで、コーディネートのバリエーションを増やすことができます。

同じセーターでも、スカーフを巻いたり、ベストを重ねたりするだけで違った印象になるので、筆者もシンプルなニットやシャツを、ジャケットやカーディガンなどと組み合わせてコーディネートを工夫しています。

さらに、アクセサリーや靴、バッグなどの小物を上手に使うことで、服そのものを買いたす必要がなくなるので、結果的に節約につながります。

5:保管方法を工夫して服を長もちさせる

節約の観点では、すでに所有している服をできるだけ長く使うことも重要です。そのためには、適切な保管方法やケアが欠かせません。

秋冬の服はウールやニット素材など、手入れが難しいアイテムが多いですよね。だからこそ、正しいメンテナンスを行って、服を長もちできるように気をつけています。

たとえば、シーズンオフには、衣類に防虫剤を入れて丁寧に収納し、ウールのコートなどはクリーニングに出してから保管。ニットは形が崩れないように平たく畳んで収納し、必要に応じて毛玉取りを使って手入れしています。

こうしたちょっとした手間をかけることで、毎年新しい服を買わずとも、お気に入りの服を長く楽しむことができるようになりました。

衣替えのタイミングは、ファッションを見直し、賢く節約する絶好の機会。クローゼットの整理をして今あるアイテムを有効活用することや、定番アイテムを選んで長く使うことで、無理なくファッションにかかるコストを抑えることができます。

また、セールやアウトレットなどを活用することで、流行も楽しみながらおしゃれを続けることも。筆者自身も、こうした工夫を取り入れることで、ファッションにかかる出費を抑えながら、おしゃれを楽しむことができています。みなさんも衣替えついでに節約を意識してみるのはいかがでしょうか。